個人山行 (*>∀<*)ノただいま★です

双六岳~三俣蓮華岳~黒部五郎岳

今泉 R

今、私は富山へ向かう新幹線の中にいる。
一週間前にここ↓
八ヶ岳から帰って来たばっかりなのに、また今日大好きな場所へ戻ろうとしている。
今回の「単独で行かせてー(*_*」とすがる私に折れた主人(本当は私の夢を叶えさせてくれた)には心から感謝…頭が上がりません。お仕事頑張ってね!(笑)
今回は帰ってから書くのではなく、その日その日に書いて行くので、今日からの私の山行にしばし同行をお願いします(^^)
え!一人アルプス?と声を出させてしまったかもしれませんが、私自身一番びっくり驚き。いつも誰かについて行く登山なのに…思った以上に緊張と不安。
いつもは美味しい駅弁もお茶も喉にスーっと入らない状態。だって!全責任を自分で背負って、どんな時だって判断が必要。
何かあった時誰もそばにいないじゃーん!って、天候にしても、荷物もこれでいいかな?とか、体力や技術、知識…どれにしても自信無いし、これは秘密にしたかったけど…暴露します。
私は、いっつも主人に「まーだー?あとどれくらい~」などありえない発言をしている。(笑) でも、それでも今回は行く。「行ってみたい!けど行く自信ない」などウジウジ、モヤモヤしている自分の弱さに勝って、行かないで後悔するなら、行って後悔した方がいいよ!と私の中で結論が出てしまった。
今回の山行中は主人の天使の手は差し伸べられないから、一生懸命自分で下調べしてデモンストレーションする。だから後は自分を信じる事。でも過信しない事!それと一番の相棒である両足の友。私を支えてくれる、背中にしょい込む魔法の道具達を味方に。
山を歩き始めて四年目か五年目になるのかな。私、誰よりも体力なくて運動なんか大嫌いで一日中家に居られる子(笑)
山歩きに覚醒したのは霧島にある大浪の池に旅行で行った時。そこって往復70分のコースだったのに、私にとってはすんごく長くてきつくて…「私、もうこの森の中から出られないんじゃないか…車にたどり着かないんじゃないの~…」この時の擬似遭難の恐怖は忘れられない。(笑)
次の日は歩くたびに筋肉に走る痛み。本当に…情けない20代。そこから山に行くようになって地道に頑張ってきたし、素敵な出会いもたくさんあってその方々に支えられ育ててもらってきた。
こんなこともあったなーと思い出にしみじみしながら列車に揺られております。
途中「引き返そうか。いや、旅行にしようか。」と心がしぼんで
そくるけど、しぼんだ心を膨らませて“今まで”を信じて、れに支えてくれる人も応援してくれる人もいる。だから緊張してもいい、楽しんで行ってみよう(^^♪
富山駅に着いたら、バスに乗り換えて2時間30分揺られ新高到着!今日はゆっくり温泉に入り休もう。
9/29おはよう私!さぁ、昨日までの私にお別れをして新しい私に会いにいくよ。それにずっと憧れていた場所へ行くよ~!
新穂高登山口までお宿の人に送ってもらい「今日は人多いかもね~」と言われホッと安心。これでクマに襲われる確率は少しばかし減るだろう。あぁよかった。
「頼むよ―私に何かあったらアンタが頼りなんだからね!」とプレッシャーを与えた登山届をポイっとして歩きだす。
一人を実感させてくれる鈴の音色がまた格好よすぎて無駄にザックを振ってしまう。(笑)
1時間20分くらい林道を歩くとワサビ平に到着する。少しだけ休憩をしてまた歩き出す。なんだか一人だと休憩も長い気がするな~。(笑)
ここからもう少し歩くとやっと登山道になる。1時間程綺麗な登山道をあるいて秩父沢出合に到着!もうここでおなかペコペコ。自分のお腹の音をクマと勘違いして本気でビックリしてしまった。
大きな沢の石に腰かけて大好物のおにぎりにかぶり付く。白米たまらん?
かなり長めの休憩をして出発。綺麗に組まれている石の階段の所を登っていくが暑くて暑くて汗が尋常ではない…もうお尻まで汗だくだくで恥ずかしい。(笑) おかしいな、もう10月なのに( ;∀;)。
でも汗冷えだけはいかん!と思ってゆっくーり登って来たはずなのに…。乾け、乾けと魔術を唱えていたのに、それに反抗する如く流れる滝汗。
しかーし!そんな事も気にならないくらいな光景が目の前に…。標高もどんどん上がってきたから山が黄色になっているし、右を見ると槍!(この写真に槍ないです。笑)
西鎌尾根ではないか~去年ここを死にもの狂いで登った事を嫌でも思い出され、一人懐かしむ。そう、ひとりで懐かしむ。(笑)
よっこっいしょーとぼちぼち登ると鏡平まで5分の標識発見!よし、5分くらい歩き止まらずに頑張ろうと気合を入れた2分後足は止まる。
「中々その5分が登れないのよね」と82歳のおじいさんと話しながら一緒に行く。おじいさん強い。
あたしが頑張らないと。もう泣ける…( ;∀;) (笑)
やっとついた!目の前に槍と穂高。
もう着いた瞬間にここはリスペクトですな。めーちゃーくーちゃー近い!
鏡池は波があって映らなかったけど少しの紅葉と槍穂。もう最高だ!!
しばらくまったりしていたが、全体にガスガス発生で何にも見えなくなったので退散。テラスでこれを書いている。
何にも見えなかったのに私はなぜか夕暮れは最高になると確信していた。
天気予報も見ず信じず、自分の直感を信じた。それがこの結果!!
初めてのソロ1日目でド緊張だったが何人もの方に「がんばってね」「今日は最高ですね、気を付けて」「行ってらっしゃい」と声をかけてもらい自然と緊張も薄れ元気がでた。
月も見たし、おいしいごはんも食べたし、明日の為にお休みなさーい。
《山行時間》5時間12分
9/30おはようございます。今日は群を抜いての青い空♪鏡平に手を振りゆっくりゆっくりあるきだす。
木道には霜が降っているではないか!登山道、トップバッター嫌だな…。あ!そうだおじ様二人にクマが出た時助けてもらうように先に歩いてもらおう!(笑) 抜いてもらって後ろをついて行く。
槍穂から太陽が差し込み体があったかくなっていく。
石段を登って鏡平分岐につき、そこからまたぼちぼち登る。
昨日見た西鎌尾根がぐんと近くなり山肌がくっきりみえ格好良さに吠える。
北鎌も見えてきたー!ここから槍はいったんかくれんぼしハイマツの中アップダウンを繰り返しながら前進…双六小屋発見!
あ~1年振りにこんにちは。ここで鏡平で一緒だったおじ様二人とティータイム。
ご馳走になった後登りに挑戦するがすぐ足が重くなって休憩(笑)、でも双六岳は登りたい!
去年は天候悪く巻道だったから今日だけは頑張れ私!と言い聞かせながら歩く、登る、そして止まる…(笑)
頑張って登り切った先に見えてしまった山頂。ええ~双六遠~いじゃん。
と双六に八つ当たりをし「チェッ( ..)」と後ろを振り返ると…すぐにごめんなさいと謝る。この景色を見せる為のジラシだったのか~?これはやばい。
なんて表現したらいいか困るくらいやばい。こんな世界があっていいのだろうか。こんな世界にあたしは今一人でいるのか…もうしあわせ~って気持ちになり誰も居ない稜線で涙が…。
笑いながら泣くとかこの年になってもあるのねーと思い、それがまた頑張って来たからここに居られると思うとまた泣く。こりゃ涙腺崩壊。いかん、人来た(笑) うん。涙腺崩壊ロード楽しく歩こう。
双六岳山頂じゃー!どこでも丸見えじゃー!
黒部五郎の紅葉カール、がっつい薬師岳、三俣蓮華のお嬢さん、わっしーさん、槍穂さんに笠さん!みんなに触れに会いにいきないなぁー。いつかは頑張って歩いてみたい。裏銀座っていいな、この景色好きだ(^^…。
やばい40分もここに↑陣どってるではないか!さ、三俣蓮華に歩こう~♪
中道稜線分岐まで下りでここからは全然登りやないかい!おい!…左に雲、風向きもなんかおかしい感じ。私の山アンテナが立ってきた。あんた、これはペースをあげないといかんよ?と、
ゼーハーゼーハーし三俣蓮華岳山頂到着。
ここの景色もたまらん!雲ノ平山荘まで見えるじゃないか、すっごい!と思った瞬間ガスと強風の中。
ええ、もちろん激寒です。パパパと写真を撮り黒部五郎小舎へ行こうと下りだすとガスも流れ、目の前に鷲羽、水晶、雲ノ平がひょっこり出てくれ、すーぐ足を止めちゃった。(笑) いいのだ。
ほんとうは三俣蓮華で休もうと思っていたからここでオヤツ食~べよっ♡
ここからはずーと下り。またガスに包まれるという恩恵を受けてしまい…。それに意外とガッツリ下る。
ハイマツや木々の中の石段を急下降↓ひ…ひざに来る。
膝に負担がかからないような歩き方を研究しつつ急下降。あ~まだかな~あ!赤い屋根が見える!けど全然下だし、まだまだ届かない。かなり見下ろしている状態。やっと着いた時にはダメージ40%喰らってしまった( ;∀;)
しかし今日のダメージは今日回復すれば良し!黒部五郎小舎は今日で小屋締め。
今年は来られないかなと諦めていたけど、来ることができた、諦めない気持ちってほんっと大事。
二年くらい片思いをしていた黒部五郎さんに会いに来られた事が、どうしようもなくすごく嬉しくて寒い中、黒部五郎さんに包まれにウロウロしてます。(笑)
黒部五郎…本当大きい山だなー。
温かく包まれとる感じ、下界を一切感じさせない。逆に自然の恐ろしさを教えてくれるような静けさと深さ。明日へのワクワクと緊張が入り混じって変な感じ。
でも、嬉しい( *´艸`)
夕ご飯を食べて明日の計画を念入りに再構築。その後は色んな方とお話し!
明日は天気悪いんだって…。少しの期待だけして寝よう、おやすみなさい。あ!言い忘れました!ご飯おしゃれでめちゃくちゃ美味しかった!そしてここの水、今まで生きてきた中で飛び込んで一番!主人に飲ませてあげたいと思いプラティパスに1リットル入れよ♪
《山行時間》6時間4分
10/1おはようございます。今日は天気が悪い。夜中起きた時は月が見えたからもしかして…?なんて期待したが、窓に付く雨水が私のハートにとどめを刺した。グサッ(笑) やっぱりこの展開~、私もってるわ!と、もう開き直るしかない。
今日は五郎さんに会えるし、稜線紅葉絨毯モフモフの予定だったのに…えーん。
レインウエア装着し、戦隊モード。さぁ雨よ、かかってきなさい!でも濃い霧の攻撃だけは勘弁。
雨とガスの中カールの近くまで岩を歩き登り、木の中や小さな沢をサクサクと歩く。
だんだんゴロゴロした岩が出てきたり、車より大きな岩とかもあった!
それにしても岩壁が目の前に広がると迫力が違う。異様な雰囲気で、全く「カール♪カール♪」なんて無し!でも足を止めると、この場所に吸い込まれていく様に佇んでしまう。
目を閉じると全てが止まる空間の中。どうか岩が崩れて来ませんようにと思うけど、ここにずっと居たい気持ちと同時進行、どちらの気持ちを優先するか迷える贅沢さ。

五郎の肩
でも、はあ~(-.-)これ山頂どうやって行くんだろう~まさか直登?と、どうか神様緩やかな登りにしてくださいと早まっていた足取りが遅―くなり、私の祈りを無視され、ジグザグ急登を見つけてしまう。
やる気を再構築し登り始める!が、止まる。そして登る、止まる。
雨も降り落っこちたくない!と気合で登り黒部五郎の肩に到着!!
私は左にそそくさと山頂を目指しに行ったが、実は肩に着いた時右を見ていたら雷鳥のつがいが居てくれたらしい(*_*)。余裕が無いと視野が急激に狭くなる私…(笑)
でも一瞬ガスの切れ間に…
気温は0度で風もあり寒い!会いたかった五郎さんへ、二年の想いをのせて♡五郎さんに想いを伝えた後は岩ゴロゴロの道、砂利道をジグザグに下る。
手をかざすと雨は止んでいた。
赤木岳を目指すも意外とアップダウンがあるではないか!赤木岳の山頂周囲はハイマツに囲まれて、その中に大きな岩が重なったテトラポットみたいでペンキも極わずか、ちょいと迷いひょんな所から山頂へついた。
降りるときもペンキ無くすんごく心細く、ええ~んと久しぶり腰が引けてしまった。情けないぞ、今泉!笑。
赤木岳を後にしてからも登ったり、下ったりを繰り返し、ああ~ここはすんばらしい稜線だろうな~と目を瞑り想像するけど、こんなしては歩けないので開眼!!
このガスガスの幻想的な稜線を楽しむスペックを身に着けて歩くしか無いのだ(*_*)
でもほとんど人と会わない広―い稜線は独り言をどんだけ言っても、歌っても大丈夫♪ただ霧の濃いさによっては迷うなと思う場所も多い。
そんなこんなで何回アップダウンを繰り返したかな?忘れちゃった☆(笑) 結構な時間ガスにまとわりつかれた稜線だったけど、時々素晴らしい紅葉や水晶岳、薬師岳が顔をチラッチラと挨拶して私のご健在を確認してくれた。…嬉しいな( *´艸`)
一日中ガスじゃなくてよかった…ありがとう皆様・神様!
砂利道やハイマツの中を歩いているうちに北ノ俣岳に到着!何も見えないし寒いしそそくさ歩き出す。
ここから岩と砂利道を下ると湿地帯の様な森になり私こんな場所大好きだから一人「キャー♡」と大興奮。
なんかピーターラビットのような淡く色鉛筆で描かれた世界が広がっていてここに私一人だけで…主人公みたい。(え、なんの?)
ルンルンで足取りが軽く飛び回りはじめると少しだけ青空が見えてきた!私、今日初めて空の青を見たわ(笑)
ここから意外と太郎平まで遠く黄金色やオレンジの紅葉絨毯道をアップダウン繰り返しながら歩く。
お?と木道が出始めてきたのでぐんぐん木道を駆けて、もうちょいかな~なんて思っていたら二つの木道が合流する所が!!!あれは…去年主人と歩いたハネ裏銀座ムーンではないか。
実はここに来たのは今日で三回目。一回目は天気回復せず撤退し、二回目は雲ノ平へ行った。
その二回とも「いつかは行きたい、歩きたい黒部五郎への道、絶対来るからね!」と心の中で約束していた。それがこういった形で叶えることが出来てすごくすごく嬉しい。
どうしよう、スキップしちゃってるしニヤける顔が元に戻せない…。
思い出がある場所に帰って来られて、でもこうやってこの時に想う気持ちもある。
そうやっていろんな気持ちに出会いたいな。
本当はここ、太郎平小屋で一泊して下山するつもりだったが、歩けると判断しその為に体力配分もして来たため大丈夫!お昼ご飯食べて折立へ下山開始する。
岩の階段をぐんぐん下山し、土や小石道をぐんぐん下山三角点に到着!
ここに黒部五郎小舎で仲良くなったお姉さん達三人(一人東さんにそっくりな山男さん)が待っていてくれた。「クマが出るかもしれないから一緒に下山しよ~♪」ですって…。や、優しすぎるではありませんか!
このお方達は今日が5日目の下山日らしいのに全然疲れていないし、無茶苦茶ペース早い。
女性方は荷物も20キロだし、東さん似の方は病み上がりで、膝の軟骨ないけど山に居たい!という山男さん。地元が富山で週に二回は山にいるから変態だよね~(笑)って笑っていましたが…私、それは憧れです。
三角点から一緒に歩いたけど本当に早くて足も全身もブレない。なんて格好良いんだ!絶対滑らないようにと木の根道を下り頑張って付いて行ったらあっという間に折立登山口!
アモーレ?じゃなかったフィナーレ!!そこから、見ず知らずの私にとても親切にして頂き、温泉にも同行させてもらい富山駅まで送ってもらいました(/_;)
すごく美人なお姉さん達で最近結婚したばかりで、なんと!ウェディングフォトは立山の雄山だよ~♡て何ですか!その夢みたいな現実!!山の話をすると時間が足りずあっという間に富山駅ついちゃった。また会いましょう!!
手を振り私は富山でゆっくり。私、あんまり飲まないのですが…生ビール最高!!一人店で「うっっんま!最高だ!コレは!」って声出ちゃってました、ごめんなさい皆さん…。変な人ではありません。
ただ山から下りて、きっと成長したであろう私の体にしみ込んでくるビールが次元を超えて格別だったんです。(笑)もしかして、吉村さん!田﨑さん!いつもこんな至福を味わっているんですか?(^^)
なんでか富山に帰ってきたら「あれ?私本当に一人で山歩いたんだっけ?」と夢なのか現実なのか実感が無くなっていました。だからまたすぐ山に戻りたくなる症候群再発。
ベッドにモフッとした瞬間すぐ寝落ちしてしまった。(笑)
《山行時間》8時間53分
10/2下界の朝が来た。なんだこのすこぶる青空。
駅にはザックを背負い歩く人達…。あぁ。ここから立山に行きたい。今日立山に行って明日帰ろっかな…?嫌!ダメ、今日帰らないといけない。主人が心配で待っているだろうから~(T-T)
でも立山行きたいよー。と心が心底叫ぶので“私は富山には居ない。私は富山には居ない“と無になり列車の座席へと駆け込むのでした。…新幹線故障ならんかな!とほぼ0%の期待を持ちつつね(笑)
そんなこんなで、お山さん達バイバーイ
 ソロで初めての挑戦。ソロとか日帰り二回程しか行ったことなかったのに、今回は北アルプス縦走!一言で言うとソロだけどソロじゃない気がした。
長崎から背負っていく物も想いもたくさんあって、一人で行くと色んな人が話しかけてくれたり、励ましてくれたりもする。
一緒に乗り合わせたり、危険な時は一緒に居てくれたり、一緒に歩いてみたり。別れ際は必ず「またどこかの山で会いましょう!」と手を振る。
年齢や職業、外見などで判断せず、価値観を押し付けない自由でやわらかい世界。もちろん山が好き!っという共通点があるからかもしれないけど、それってすごく不思議だし温かい事だと思う。
私自身、心がどんより曇り空の時なんか、山が大好きな山岳会の皆さんと山に行ったりお会いすると「私の居場所ってここにあるんだ」と安心して雲の切れ間から日が差してきて、ピーカン晴れになってしまうんです。
それに今回心細くなったから気づいた事。
私、いつも主人に安心感をもらっていたんだ、だから不安もなく楽しむ事に全力でいられることが出来た。本当に感謝します(^^)今度は私が先頭に立ち、あなたを引っ張ります!(笑)
今回は双六からの圧巻の景色、独り占めしてごめんね。(笑)友達からは「山の何処が好きなの?何がいいの?」と良く言われるけど、はっきりコレ!という答えは出てこない。
でも、たくさん感じる物はあるから、それなのかな?(笑) 山に私の体も心も全部持っていかれている感覚。でもその答えはいつか遠い先で見つかればいいなとも思うから、これからも真剣に山と自然と向き合って行きたい。
 正直、一生一人では行けないと思っていた北アルプス。私にとってはすっごく大きな壁で、大きな夢だった。体力・技術・知識・判断力どれを取ってもまだまだなレベル。
だからこそ、この夢が叶い歩くことが出来て本当に本当に嬉しい…。ここまで私を育ててくれた方、支えてくれた方、応援してくれた方にすごく感謝しています。そして頑張った自分もほめてあげたい!
壁を越えるためには自分の行動力も勇気も必要で。これからもまた何か一つずつ、少しずつ壁を越えていきます!(^^)!
 普通に生活していてもいろんな事がある。だけど痛くて真っ暗だけじゃない、温かくてこんなにも幸せな心になれる場所や人がいる。それを感じる瞬間がたくさんある、私が大~好きな山!
また帰ってくるから待っててね~!!!
水平移動距離:36988m
累積登り↑:3480m
累積下り↓:3257m
コースタイム:
9月29日 新穂高登山口7:20~わさび平~ チボ岩~鏡池~12:49鏡平山荘泊
9月30日 鏡平山荘6:21~くろゆりベンチ~10:35双六岳~12:36三俣蓮華岳~14:16黒部五郎小舎泊
10月1日 黒部五郎小舎5:38~7:48黒部五郎岳~10:26赤木岳~北ノ俣岳~12:30太郎山~太郎坂~15:19折立登山口