個人山行 岩屋山から稲佐山を歩く

田尻 S

4月18日(土)晴 
 新型コロナウイルス感染の広がりを受け、山岳会も大波・小波のコロナ波を受け、例会を当面の間自粛する事が先の委員会で決定された。
空いた時間に岩屋山~稲佐山の縦走を思い立つ、もちろん3密を避ける対策と意識で、こじんまりしたハイキングである。
 岩屋神社の駐車場に9時集合とし軽い体操の後、岩屋神社に寄り、コロナの終息と山歩きの早い再開を小ぶりのお賽銭でお願いする。
岩屋神社より谷筋をしばらく行くと左の尾根に登るジグザグ道があり、10分程で小さな鞍部に着く。
ここでゆっくり組は岩屋町分岐へ、チョット気合が入ってる組は、山頂から南東に伸びる尾根道を急・緩・急と登って行く。
頂上直下は両手・両足を使って楽しく山頂に着く。普通より登山者が多めだが結構バラついており3密とは思えない。
休憩もそこそこにゆっくり組が待つ岩屋町分岐へと向かう。
分岐に着くと大町さん達とゆっくり組が談笑中、二人と別れ九州自然歩道を油木方面に下り、途中右に折れ小江原の北高近くに着く。
これより小江原団地の街中を通り、古びた稲佐山登山口の標識より、取り敢えず長崎カントリークラブに続く尾根に登る。
山道はほぼ防火帯の中を歩く。防火帯は他の山道より広めであり、小ぶりのリンドウやグべの花が咲いている。
さらに防火帯を行くと道は二手に分かれ、東(左)の尾根の急斜面を下り無線通信基地のメンテナンス道路終点に出る。
この辺から稲佐山に続く南東の尾根を行くが、倒木と再生を繰り返す自然林の中を気持ち良く歩く。
踏み跡よりテープを頼りのルートは近郊の山とは思えない得難さである。 
雑木林の歩きも終わり、稲佐山公園の端に出る。
公園の施設や遊具を横目で見ながら行く。家族連れが多いとはいえ、東京の報道で見る程密では無く都会と地方の差であろうか。
稲佐山バス停で解散とする。
このルートは、ほゞ他の登山者とも行きかう事もなく静かなハイキングコースである。
コースタイム:
岩屋神社駐車場9:00~14:00稲佐山バス停      所要時間5時間
参加者:
CL:田尻S、東T、西川A、川口T、金木、中村E、江口、田尻H  計8名