個人山行 旭岳からトムラウシへ2017年夏

吉村

7/29(土)7:00前にホテルメイツ旭川を出て、7:40旭岳行きのバスに一番に並ぶ。韓国人5人パーティもいる。
9:30発ロープウェイに乗る。10分で姿見駅(1600m)に着く。地図でコースを確認して10:00歩きだす。
約2時間で旭岳(2291m)に着く。登山者が多いのはここまででパタリといなくなる。
滑りながら下り、雪渓も滑りながら下りやっと歩きやすい登山道になる。
旭岳キャンプ場には3張テントが張っていた。
快晴。快適に歩き、黒岳から来た道に出る。2004年の時は風が強く、2003年タイガース優勝記念の帽子を飛ばされたのだ。
トレイルラン2人とすれちがう。先を歩く単独行の人と同じ場所で休む。
白雲岳キャンプ地。テントの数50数張。びっくりする。2004年には2〜3張だったのに。
協力金300円を払いテント設営。やかましいのでラジオをつける。食欲なくラーメンとパンだけ。
5人パーテイは寝たのか静かになるが、後から来た3人?パーティの男性がうるさい。眠れないので巨人―DeNAを聞く。
60張を超えている。出発していく2人に今からどこに行くかと聞くと白雲岳(2230m)の頂上で星を眺めると言った。いろんな人がいるものだ。うるさいが、さっきよりは静かになったのでラジオを消し、寝る。
行動時間5時間30分
7/30(日)2:30足音で目が覚める。ラーメンを食べ4:00出発。
小屋の前には雲で見えないトムラウシを見ている人が何人かいる。快晴。雨の心配なし。
前回は雨の中をただ歩いただけだったが、今回は素晴らしい天気に恵まれ、大雪の山々が360°見える。来てよかった。
防寒着を脱ぎ軽くなり、気持ちよく歩く。下り上りも急なところはないので楽である。
忠別岳(1963m)に着く。地図を出し歩いてきた道をみるが、トムラウシはまだまだ先だ。忠別ダムが遠くに見える。
下って左に忠別岳避難小屋への道をみて五色ケ岳へと登っていく。
五色岳(1968m)頂上。休まないで右に折れる。まっすぐ行くと石狩岳だ。木道になり景色もきれいだ。
化雲岳(1955m)に登る。ここはおぼえていた。下ってヒサゴ沼への分岐で休む。
少しきつくなる。ここからは石の上を歩くようになり黄色のペンキをさがしながら登る。2004年は雨、それに若かったのできつくなかったが、今日は晴れ。13年も月日が流れているのできつくなる。
北沼分岐で休み、トムラウシ山(2141m)頂上に着く。ガスが出てきて景色は残念だが天気がいい日に縦走できて本当によかった。
20分下ってテント地。4張。昨日とぜんぜん違う。テントを張っていると携帯トイレについてのアンケートをうける。食欲もないので水を飲みシュラフに入る。そのまま寝ていた。
行動時間11時間。
7/31(月)時計を見ると4:00。すぐに撤収して5:00出発。曇り。
気持ちよく下る。一時間歩いたのでカンパンを食べ、水を飲む。
トムラウシ公園をすぎると雨がポツリとくる。前トム平をすぎ下っていく。
登ってくる人に「昨日上に泊まったんですか?」と聞かれる。何か変。下りながら考えた。北海道の人は山にキャンプにくるのだ。土曜日登ってきて酒飲んでキャンプして日曜日来た所に下っていく。
南沼キャンプ場では土曜日団体が来たりして多かったと言っていた。日曜日のヒサゴ沼は5〜6張。土曜日60張あったテントの人達は、日曜日はほとんど下山して縦走したのは10張くらいだ。
雨やみそうもないのでカッパを着る。下るにつれ雨もひどくなる。ズブぬれだ。
カムイ天上を過ぎ左に短縮コースをみて下る。道も水が流れる。車道を横切る。東大雪荘は近い。
あと少しの所で滑り、ズボン、ザックカバーなど泥だらけになる。
11:00前に着く。風呂は12:00から。その間靴を洗ったりテントなどを干す。
行動時間6時間
羅臼岳、硫黄山の縦走は知床自然センターで聞いた予報では大雨だったので中止したが、7/29(土)、30(日)と31(月)の前半は天気に恵まれ、とてもよい縦走だった。 
終わり