個人山行 2016夏 室堂から新穂高へ

吉村

7/28(木)昭和町19:59発 名古屋行き高速バスで出発する。木曜日なのですいている。ビールを飲み寝る。
7/29(金)7時15分過ぎに名鉄B.C着。8:10発富山行きに乗り12時20分頃富山駅に着く。
今日の夜、明日の朝昼の食料を買いに地鉄へ。
二日前の大雨で、千垣駅からシャトルバスに乗り換え立山駅。午後なので少ない。
室堂では「登山届を出してください。」と大きな声。すぐに出して出発する。
雷鳥平キャンプ地(700円)にテントを張る。天気はあまりよくない。

7/30(土)4:50出発。ガスっている。劔御前小屋に着く。劔岳は見えないし劔沢も見えない。
劔岳頂上からの景色は期待できないので縦走に入る。
別山(2874m)からは方向がわからなくなり、登ってきた人に聞く。
晴れていれば・・・。さすが3015m大汝山、ちょっときつかった。
そして雄山(2992m)、お札900円。缶ビール500円。私なら缶ビール2本にする。どちらも神社に入るお金だ。
一の越への下り。行列になって登って来ている小学生の団体がいる。
2013年劔沢に来た時、雨の中一人滑落して行方不明とラジオで言っていた。その後インターハイの時、富山の先生に小学生のことを聞いたら、「亡くなった。」と言っていた。そんなことを思い出し、下る。
一の越からは人がいなくなる。浄土山(2831m)にも小学生の団体がいた。
大きな下りの手前で地図を見る。一の越から五色ケ原まではそんなにないと思っていたがかなりあった。
獅子岳(2741m)からザラ峠への長い下り。そして登りになると雨が降ってきた。カッパを着る。
木道でカサを出す。五色ケ原山荘では団体さんが受付をしていた。
こわくなったのでテント代700円払い、10分歩きテント場に着く。
荷物をトイレの中に置き、雨の中テントを張る。夕方には雨がやみ、安心する。 行動時間9H30分

7/31(日)雨は降っていない。まあまあの天気だ。
歩くうちに天気もだんだんとよくなり、後立山の山々が見えだす。鳶山(2616m)に着くころには雲がなくなり、夏山らしくなる。
地図を広げ、今日歩くコースを確認する。長い。下って登って越中沢岳(2592m)。
スゴ乗越小屋からの登山者とすれちがう。太陽も熱くなってくる。よいところで休み、テントを干す。
少し軽くなったような気がする。ドンドンと下りスゴ乗越。ここから北薬師岳(2900m)まで長い登りになるので休み、水を飲む。1ピッチで小屋に着く。10時30分。
天気もよいしテントを張るには早いので出発する。1時間歩いて間山池で休む。
またテントを干す。一回休みやっと北薬師岳に着く。雨がパラパラときたがそのまま歩く。
そしてとうとう薬師岳(2926m)に立つ。2礼2拍手1礼。あとは下るだけ。
あれが赤牛岳か?と聞かれる。きれいになった薬師岳山荘で休む。
下って下ってテントが見える。あとひとふんばり。テント場に着き長い一日が終わる。
雨が降らずラッキーでした。 行動時間12H30分

8/1(月)天気快晴。木道を快適に歩くと、槍ヶ岳が見えだす。
団体さんがたくさんいる太郎平小屋。なだらかな山道を進む。まさに夏山。
北の俣岳(2661m)に登る。テントを干し、水を飲む。単独行はみな同じ色の服装なので、同じ人と思ったりする。
黒部五郎岳への登りで一休み。またテントを干す。登りながら虫が腕にとまるのでたたく。
20匹くらいたたいたら分かれ道に出た。今回は歩いてない稜線を行くので右に行く。
黒部五郎岳(2840m)。下りは岩の上を歩く。歩きづらい。
一ヶ所わからなくなった。ペンキをしっかり見て歩かないといけない。
1988年三菱自動車岡崎山岳部と歩いておけばよかったと後悔しながら下る。
黒部五郎小屋テント場で休んでいると雨が降ってくる。急いでテントを張り入る。
やみそうもないので小屋に受付に行く(1000円)後から名鉄観光の団体さんがドヤドヤと入ってくる。
水を入れ、テントにもどる。雷は鳴るし雨は激しくテントを打つ。JR中央線は不通。寒くなってくる。
しかし、西日本はあちこちで猛暑日で、“多治見”は36℃と言っている。シュラフに入りいつの間にか寝ていた。 行動時間8H15分
                                
8/2(火)雨は降ってない。どんよりとした空模様。トイレに行くが、靴を脱がないといけないのでやめる。
急登を登り稜線に出る。笠ケ岳(2898m)の左側に噴煙を高く上げている御嶽(3067m)がはっきりと見える。
三俣蓮華岳(2841m)では1998年に小屋から担ぎ上げた標識に再会する。
北鎌尾根、槍ヶ岳、ハッキリと見える。シャッターを頼まれる。
稜線を楽しく歩き、双六岳には行かず、中道を行く。小屋の水源を見てどんどんと下り小屋に着く。
すぐに天気予報を見る。3時間毎の予報は曇りばかりで明日からは曇り晴れになっている。
10時だがテントを張る(1000円)。ビニールを洗い、テント、シュラフ、カッパ、スパッツを干す。
雲行きが怪しくなってきたので張る。その時降ってくる。ひどく濡れないですんだ。
後は昨日と同じ。JR中央線はまた不通。あちこちに大雨・雷警報、注意報が出る。雨はもういい。
明日下ることに決める。劔岳に登ってないので、槍ヶ岳も登らなくてよい。発電機も止まり静かになり寝る。  行動時間5H

8/3(水)きれいな星空をみんな見上げている。槍ヶ岳は見えたり見えなくなったりするが、キレット、穂高は見えない。
時間がたつと槍ヶ岳〜穂高が見えだし鏡平ではたくさんの人が撮っている。
登ってくる人の多いこと。長い下り。やっと林道に出てワサビ平小屋。
バスの時刻をみる。今9時。9時55分、次は10時55分である。すぐに出発する。
追い抜かれた女性の人に付く。早足である。すぐに慣れ、今度は追い抜く。だんだんと早くなる。走ってみたがだめだった。両手を大きく振り急ぐ。「バス停近道」の案内板。
9時52分バスに乗り込み高山へ。すぐにカントリー高山ホテル(6500円)をとる。
ポッポ公園でテント、シュラフなど干し、近くのスーパーマーケットでビール、つまみ、弁当を買いホテルへ。    行動時間5時間
天候に恵まれず、雨ばかりの北アルプスであったが、五色ケ原から太郎兵衛平テント場までは好天に恵まれラッキーであった。
参加者
  吉村