第1回 多良の森トレイルラン

大塚

前からトレランには興味があり、平尾台トレイルランニングレースや九州脊梁山脈トレイルランは知っていたが、長崎で開催されると聞いて、「これは出なきゃあと」エントリー。
いつものケガで練習もままならず大会の日を迎えた。
4月24日(日)午前5:20には大村野岳湖儀太夫記念館受付をすませ、軽くランニング。
6:30からロザモタ広場で開会セレモニー。長崎和牛や長崎東京往復航空券をかけてのじゃんけん大会で盛り上がり、5分遅れて07:05修験者コーススタート 08:00フォレストコーススタート。
スタートの前に本田さんと挨拶を交わし、一緒にスタートしたものの、登山口までの林道を走れず先にいってもらった。
登山口に入ると道が狭く一列にならんで山登り。ヤマヤなのでここで稼がないと。登りは追い越して行くも、平坦、下りになるとビュンビュン走り去っていかれ一人旅・・・ 下調べしておいてよかった。迷ってとんでもない道に出てたかも。
遠目山登山口まで降りてまたそこから周回コースを登る。イチゴや手作りクッキー、飲料水などのエイドがあり、本田さんと再会。
ここからの上り坂が急登で、みんなを追い越していくも、またまた郡山の下りで前には誰もいない。
駆け降りていたら、今まで何ともなかった左の膝が痛み出して、「これはヤバイ。GWの山登りができなくなるぞ」といつもと違う私が出てきて、降り切ってから林道を4q歩いた。
ゴールに近くなると、応援やボランティアの人たちに励まされ、ダッシュでゴール。
郡山に着いた時はあとは下りだから4時間きると思ったのが甘かった。
山力はあっても走力がないことをひしひしと感じたトレランでした。でも、楽しかったぁ。
開催日:
2016年4月24日(日)距離:1 9km、累積標高:1455m、 制限時間:5時間
レースリザルト:
多良の森トレイルランニング 19km  女子
Rank:21  Bib:528  Name:大塚 佐恵子 TR point :389.64
フォレストコース完走者164名、欠場、棄権者66名 修験者コース89名 欠場、棄権者50名

第1回多良の森トレイルラン

本田

 4月24日日曜日、多良の森トレイルランニングに出場して来ました。山岳会からは大塚さんも出場されていました。
コースは野岳湖公園から郡岳、五家原岳、金泉寺を回る距離約39km、累積標高約3300mの修験者コースと野岳湖公園から郡岳、遠目越から沢筋を降り再び郡岳へ登るフォレストコースの2つ。
ヘタレな私は迷わずフォレストコースを選択(ナサケナイ)。
 当日は開会式のあと、東京往復航空券と牛肉を賭けたじゃんけん大会(私は両方とも初戦で敗退)で盛り上がり、修験者コースは5分遅れの7時5分、私が出場するフォレストコースは8時に野岳湖公園をスタート。
郡岳の南登山口までは林道の緩やかな登りをゆっくりの走り、登山口からは狭い登山道となり追い越すことも難しく(追い越せる体力の余裕もありませんが)アリの行列状態で郡岳山頂へ。
天候は曇だが時々小雨が降っており山頂の展望もすっきりせずそのまま通過した。
郡岳山頂から遠目山までは尾根沿いのアップダウンが続く。コース上には200mおきぐらいにテープでマーキングがされているが、走っていると見落としがちで、落ち葉や先ほどの雨で登山道がぬかるみコースも不明瞭となっており時々道を見失う選手もちらほら。
遠目山を過ぎてしばらくするとコースは遠目越から沢沿いに下り、エイドステーション(AS)のある遠目山登山口へと向かう。沢はやや増水気味でシューズを濡らしそうになる。途中から緩やかな下りの林道となり惰性で走りつつASへ。
 ASには水やスポーツドリンクの他、鶏ピー飯(ピーナッツ入りの鶏飯らしい)、諫早おこし、ポテトチップなどが並んでいる。品定めしているとかわいいおねえさんの「red bullありますよ~?」とのかわいい笑顔が・・・。見事につられてエナジードリンクのred bullを後先考えすにグビリと一気に飲んでしまった。
 red bullと水分補給後、ASより郡岳へ向けて標高差500m近い登りにかかる。
遠目山登山口から縦走路までの登りは見事な急登で、雨により登山道はややぬかるんでトレランシューズでも滑ってなかなか前に進めず。「No more急登!」とわけのわからないことを口走りながら地図を事前によく読まない自分の悪い癖恨みつつ走りながら反省する。
ちなみに過去にも同じような反省を走る度に繰り返しているが、この反省が後日に生かされたことは過去に一度もない。
登り始めてしばらくするとASで飲んだred bullがだんだん効果を発揮してきた。カフェインが効いて元気ハツラツになればいいのだが、効いてきたのは炭酸。炭酸で腹が張るわ、胸焼けするわ、ゲップが出まくるわ(汚い表現で失礼しました)・・・ついにペースがダウンし後からきた大塚さんに抜かれてしまった。
ASのおねえさんのかわいいスマイルにつられて飲まなきゃよかったと反省するが、この反省も次のレースになったらきっとすっかり忘れているに違いない(キッパリ)。
急登の途中で大きく肩をゆらして苦しそうにしている選手もおり、その中を喘ぎながら40分ほど登ると尾根に出た。尾根筋の登りはやや緩やかだが、これまでの疲労で思うように足が前に出ない。
郡岳の山頂からは一転して下りとなり喜々として転がるように走り降りて行く。しかし足が言うことを聞かず、木の根やコースのぬかるみで足を取られて何度もずっこけそうになりつつも、なんとか林道へ出てゴールへ向かう。
目標の4時間を切れるか切れないかのところだったが、残念ながら12時ちょい過ぎの4時間2分41秒と約3分遅れてゴールした。来年は・・・修験者コースに出るか?
コースタイム:
スタート(野岳湖公園)〜郡岳山頂53分50秒〜遠目山登山口(スタートより約12km)AS2時間1分3秒〜ゴール(野岳湖公園)4時間2分41秒
多良の森トレイルラン:http://universal-field.com/event/tara-forest-trail/index.html