個人山行 雲仙普賢岳新登山道

西川 葉子

 雲仙普賢岳新登山道が開通したのを知り、行ってきました。
 「6月14日に普賢岳新道を歩きに行きますが、行きませんか?」と先輩方々に声をかけたら、6名の先輩が一緒に行ってくれました。ありがとうございました。
 6月14日 天気は晴れ/くもりの予報。梅雨時期の天気は変わりやすく雨具の準備を怠ると大変なことになる。天気に不安を感じながら家を出発。馬場さんをピックアップして集合場所の池の原(妙見)駐車場に着く。その後田尻さんの車も到着。
 田尻会長さん、博子さん、川口(孝)さん、石川さん、馬場さん、内山さん、西川の7名で妙見駐車場を9:50出発。普賢岳に登る前のウォーミングアップにちょうど良い自然遊歩道を森林浴しながら歩く。話をしながら歩いていたら仁田峠駐車場に着く。トイレ休憩を取り、ロープウェー駅横の普賢岳登山口を10:40出発。
 あざみ谷で休憩を取り、鬼人谷口まで個人個人のペースで歩く。鬼人谷口で休憩。新しい看板を見ながら話がはずむ。
 11:50 いざ新道へ出発。歩いていると冷たい風を感じる。この風を「おたすけ風」と言うそうです。真夏は涼しいだろうなぁ〜と思った。景色を見て歩くというよりも森林浴をしながら歩くという感じ。先輩方々は22年前の道を思い出しながら歩いていた。私は初めて通る道なので「こんな感じ?!」という思いだった。所々看板があり、新道に詳しい川口さんに「新道さるく博ガイド」をしてもらった。
 北の風穴で12:00 博子さんから「リーダーお昼にしますか?」と言われて今日は自分がリーダーだった事に気づく。忘れてた。北の風穴は見晴らしが良い場所で、背中に風穴からのおたすけ風を感じながら昼食タイム! 長く居るとカゼ引きそうと思った。おなかも満たされ出発。
鳩穴分かれから本日のメインである立岩の峰までの道を歩く。急な長〜い登りを想像していたのだが、いつしか登りが終っていた。拍子抜けしてなぁーんだーと話す。
 その後左手には22年前の生々しい噴火跡を見ながら先へ進む。立岩の峰より見る景色はきれいではあったが、やはり22年前噴火した普賢岳を思い出すと心が痛くなった。一か所から蒸気が出ていた。昔、池があった所だそうです。
 霧氷沢分かれ〜霧氷沢へ行く。噴火前にあった神社はいずこへ・・・と先輩方々が話していた。霧氷沢分かれに引返し普賢岳山頂をめざす。13:40着。ヤッター!!久しぶりの山登り、山頂に立ててうれしかった。
 紅葉茶屋とあざみ谷で休憩を取りながら下山する。普賢岳登山口14:50着。仁田峠駐車場でトイレ休憩。もうひとがんばり歩こうと気合を入れる。妙見駐車場15:30着。楽しかった。青雲荘の露天風呂で汗を流し帰る。
 今回普賢岳新道を歩いてみて、私は歩きやすい道だと思いました。天気にも恵まれて良かった。田尻会長さん、博子さん、川口さん、石川さん、馬場さん、内山さん、お疲れさまでした。ご一緒できて楽しかったです。