長崎市山岳・スポーツクライミング連盟
大浦警察署合同
登山・救助訓練報告書
田尻 忍
長崎市岳連より大浦警察署へ一年程前に打診していた、合同登山・救助訓練を具体的に前に進めたいとあり、打合せを重ね下記の通りの実施となった。
2024月8月2日(金)晴
大浦警察署と市岳連との合同登山・救助訓練が八郎岳山系で行われた。
合同登山・救助訓練となっているが、警察署員の中には登山に馴染がない人もおり、先ず山と登山道に馴れる事を第一として所轄区域である八郎岳へのルートを選んだ。
警察署員と市岳連の参加者総勢25名が、午前8時平山登山口に集合する。
登山口の駐車場で一瀬署長と市岳連会長の簡単な挨拶がある。
ここで県岳連の渡邊遭難対策委員長指導の元、警杖と毛布を使った簡易タンカの作り方手順と、実際に人間を乗せた感触を覚えてもらう。
登山口より山登りの先頭を市岳連の前川氏にお願いし、ペースメーカーとして歩いてもらう。途中、山の歩き方や水分の取り方等指導し、2時間程で八郎岳頂上に着く。
此処で地図の見方を説明したかったが、タイミングが悪く出来なかった。
頂上での休憩後、小八郎岳を経由して乙女峠(千々峠)に行く予定であったが、小八郎岳までは行かず、迂回路を使い乙女峠手前で、再度渡邊氏が持参したネット状の簡易タンカを使っての搬送訓練を行う。
乙女峠より平山側に下り、市民農園につながる林道に出て、出発地点の平山登山口に戻り、一瀬署長の挨拶で解散とする。
所要時間は約4時間
参加者:
市岳連(長崎山岳会4名、商短2名、山の会該当無し、県岳連1名) 大浦警察署(一瀬署長以下18名)
計25名