【研修会報告】加齢と登山

講師:本田元人さん

研修担当:三田 T

 9/2(日)に、当会会員の本田さんを講師として、研修会「山での病気や外傷、その予防と対処法 その2(加齢と登山、100歳過ぎても山に行くために気を付けておきたいこと)」を実施しました。
 加齢により骨量、筋肉量は減少し、その結果、行動体力の低下や山での身体トラブルが増加することをデータで示していただき、その対応策として骨量や筋肉量を維持・改善するための栄養素の摂取やトレーニング方法等について学習しました。
 筋肉量を維持するためには、高齢者は若年者より多くのたんぱく質(特に肉)を摂る必要があり、登山前後では例えば牛肉モモステーキ150g2枚+αを食べる必要があるとのことでした。
長崎は魚が旨いので、年を取るとついつい刺身に目が向いてしまいがちですが、特に山ヤは年をとっても肉食系であるべし、ということですね。(中高年に限らずですが(^^;))
 また、トレーニングについても単なるウォーキング、階段上りといった運動だけでは山では通用しないことも学びました。
 講義終了後は、体組成計で参加者全員がそれぞれの筋肉量・体脂肪率・体内年齢等を測定、結果に一喜一憂し、大変ためになり、楽しい研修会となりました。
 皆さん、それこそ幾つになっても元気で山へ行けるよう、研修会で学んだことを日常生活に取り入れていただければと思います。
 本田さんの研修会は、次回は来年3月の総会時に開催予定ですので、また、多くの会員の皆さんの参加をお待ちしております。