研修会報告

三田 徹

[日  時] 3月20日(火)
[場  所] 稲佐山権現岩
[内  容] まだ、少々寒さを感じる気温であったが、天気は上々、本年初めての岩登り研修会を実施した。参加者は、下さん、東さん、田尻さん、橋口君、三田、それと新人の大塚さん、西川葉子さん、はるばる福岡から参加してくれた関さんの8名。全く岩が初めての関さんもいるので、まずは、ロープワークから。ブーリン結び、8の字結び、マスト結び、簡易ハーネスの作り方、自己確保の取り方、オートブロックによる登降補助法などを確認する。ひととおり、ロープワークを研修した後は、岩場で実践を行った。
関さんは2時には権現を降りないといけないということで、駆け足での研修になったが、懸垂下降まで行うことができた。その後は、思い思いに岩にとりついて、岩の感触を確かめた。      
 研修会は、自分のやり方が正しいのかどうか確認する場であり、また、技術の習得の場でもある。特にロープワークは、ロープをいじっていないとすぐ忘れてしまう。山ではどんな場に出くわすかわからない。山岳会員としては、最低のロープワークは習得すべく研修の機会の際は、会員多数の参加をお願いしたい。