第2187例会 五葉岳・大崩山
橋口 晋
> 12月27日(土)
10:40、大崩登山口(標高620m)に到着。
出発時の気温は延岡市で約10℃だったことから、標高をもとに補正すると6.3℃。
冬の澄んだ青空のもと、冷たい空気を感じながら11:00にスタートした。
11:47、大崩山荘(750m)に到着。体が徐々に温まり、足取りも軽快。
2泊目の食糧を山荘にデポして出発。
12:38、ワク塚分岐(831m)に到着。
木漏れ日を浴びながら、快適な登山が続いた。
13:22、木山内岳分岐(943m)。
ここから吐野までの間に、数か所滑りやすい箇所やロープが設置してある場所があるが
問題なく通過する。
幕営地の吐野(1014m)には14:26に到着。
標高をもとに気温を推測すると、2.9℃。手袋を外すととたんに手が冷たくなる。
12月28日(日)
夜中の気温はおそらく氷点下。
足先が冷たく、寒さに目が覚めた。
6:20行動開始。河原の氷で転倒事故を起こすことを避けるため、30分ほど行動開始を遅らせた。
それでもヘッドランプを点灯させ、吐野にテントを設置したまま、約1時間ほど暗闇の中を慎重に
歩を進めた。
地図上の沢筋に印をつけ、前日に瀬戸口谷ルートの下見をするなど、シモさんが十分に準備して
くださっていたが、それでも暗闇の中ではルートファインディングが難しい様子。ヤマップ様々である。
瀬戸口谷の入り口には環境省の石碑があるのだが、登る際に私は一切気付けなかった。
霜柱を踏むのが気持ちいい。
瀬戸口谷に流れ込む谷を眺めると、滝が氷のひな壇のように凍っている。
11:00五葉岳に到着。
五葉岳手前までは岩のゴロゴロとした沢筋を延々と歩き続けるため、なかなか高度を稼ぐことができず、スピードも上げられない。
1か所5~6mほどの滝を巻く箇所があった。
巻き道にロープが設置してあるのだが、ロープを氷が覆っていて使えない。
その脇を登る際には少し緊張した。
遅れを取り戻そうと、五葉岳とお姫山の鞍部に出るより、五葉岳に直登しようと少しだけルート変更したのだが、遅れは取り戻せなかった。
五葉岳直下では濃いブッシュ帯が広がっており、潅木をかき分けて通過するのに予想以上に
時間を要した。
五葉岳は良い山である。
祖母傾山など360度の眺望を楽しめる。
ただ、標高が上がっただけでなく、風を防ぐものがなくなったので、体感温度が急に
下がった。
鹿納の野と金山谷下降点の往復を諦めたが、下りも長い河原歩き。スピードは上げられない。
15:03吐野に到着。
テントを回収して、ワク塚分岐に差し掛かるころにはヘッドランプが必要なほど暗くなった。
17:50大崩山荘。
この日は11時間30分を超える行動となり、終盤は疲労を感じたし、靴擦れトラブルも発生した。夕飯のキムチ鍋と焼酎が染みるほど、旨かった。
12月29日(月)
3日目はワク塚尾根から大崩山山頂を目指し、坊主尾根コースで下山するコースである。
ワク塚分岐から対岸へ渡る。
ピンクテープがあちこちにあるのでそれを追って登ればいいのだが、徒渉点を探すところと渡った先、
そして、大きな沢から小さな沢にルートが移るあたりだけは、ルート探しに手間取った。
急登が続くのだが、気温が低く、荷物も軽いので快適に歩くことができた。
袖ダキからの展望を楽しみ山頂へ向かう。
山頂は、のっぺりとしていてあまり最高点という感じがしないのだが、木の葉が落ちていたのである程度遠望が利く。
帰りは、「九州最恐」とも称される坊主尾根コースを下った。
目印のテープが高密度に貼ってあるので道に迷うことはないだろう。
坊主尾根は岩場が多く、岩登りに慣れておく必要がある。
19個のはしごとそれ以上の数のロープが設置されている。道を下るというより、岩場を下降するというのがぴったりくる。
私たちにとっては「九州最恐」ではなく、高度感を楽しめる「九州最高」ルートだった。
今回の山行は3日とも天気に恵まれており、岩は乾いていた。
雨や雪で岩が濡れていたら神経を使ったかもしれない。
コースタイム:
12/27 大崩登山口11:00~11:47大崩山荘~12:38ワク塚分岐~13:22木山内岳分岐
~14:26吐野
12/28 吐野6:20~8:10 1150m地点~9:10 1300m地点~10:44五葉岳~11:20お姫山~12:00金山谷下降点~12:52 1170m地点~13:40中瀬松谷吐合(金山谷吐合)~14:25もちだ谷分岐(三里河原)~15:03吐野~17:50大崩山荘
12/29 大崩山荘5:45~6:33ワク塚分岐(対岸)~7:37 1024m地点~8:25袖ダキ展望所~10:07りんどうの丘分岐~坊主尾根分岐~11:07-大崩山~11:40坊主尾根分岐~13:48 994m地点~14:40大崩山荘~15:40大崩登山口
参加者 :
CL:橋口、下松八重K、三田 計3名