第2155例会 近郊の山(笹岳~西岳~多良岳)
井上 俊英
5月11日(日)
天気予報では午後から雨であったが、スタート時はこれなら全行程行けるかもしれないと考えていた。
中山キャンプ場登山口からの登りは参加者の半数が初めてであった。
標高700m地点の分岐から笹岳への直登コースが始まる。
とりつきの2mほどはやや滑りやすい。そこを越えてところどころに古ぼけた道しるべのテープがあり、YAMAPのルートと重ね合わせていけばルートを外れることはないと思われた。
しばらく歩くと、シャクナゲの花が山道に落ちているのに気づき、見上げると花の残るシャクナゲの木があちらこちらに見受けられる。
花はもう終わりかけているのかとも思われたが、登りゆくにつれ、シャクナゲの木は増えてゆく。
そして花の数も増えていくのである。薄ピンク、濃いピンク、白に近い淡い
色など、木によってその色合いは少しずつ異なり、柔らかな淡い色気を漂わせている。その魅力に参加者は引き付けられ喜びのため息をつきながら、カメラに収めたのである。
ところどころのやや急登はあったものの、苦労があれば後の喜びが増大するように
今回初めて登る人の多かったシャクナゲ群生の稜線は参加者を堪能させて、笹岳山頂へと導いた。
笹岳からの降りは登ってきた稜線とはまた異なる趣の熊笹の群生であった。
西岳の山頂には、長崎山岳会の元会長の山口貞雄さんを偲んで会の有志によって
つくられた石積がある。それに加えて山口さんのお孫さんが山口貞雄さんの70回忌
を記念して「西岳ケルン」としての看板設置許可申請をされており、そのプレートとともに本日の登頂者で記念撮影を行った。
そこから西野越しへの降りのルートを進み、金泉寺に12時に到着。役の行者を経由
して先に到着していた2名と合流して昼食の休憩となった。
金泉寺に着いたころから霧雨が降り出し、午後からの多良岳、前岳は雨に濡れての
滑りやすい山行になるから避けた方がいいんじゃないと誘惑してきた。
素直で軟弱なIリーダーは、イエスと言いそうな数名に相談の上、昼食休憩を10分
追加延長したうえで、多良岳にはまた登れるからと、今回は登らず下山することに
決めたのであった。
学校の授業が、何かの都合により短縮されて、下校できるようになった喜びに似た気持ちで本日の山行を終了した。
コースタイム
中山キャンプ場9:25~10:45笹岳~11:25西岳11:40~11:55西野越~
12:00金泉寺(昼食)12:40~13:50中山キャンプ場
全行程: 5.1㌔
累積標高:602m
所要時間:4時間25分
参加者:CL:井上、SL:木場、小宮、喜屋武、宮前、前田Y、赤岩、田尻S、田尻H、川口A、田辺、大町 計12名