第2099例会 雲仙
前田
5月19日(日)晴れ
参加者14名が4台の車に分乗し、道ノ尾駅を7:00に出発。
仁田峠循環道や駐車場の混雑が心配だったが、駐車場に予定より早く到着した。
それぞれに準備運動をし、8:40仁田峠を出発する。
青い空とミヤマキリシマそして、新緑に癒やされながら、ロープウェイ下の急な登山道を汗をかきながら登る。それにしても良い天気である。
妙見神社で集合写真を撮り、稜線にでるとピンク色に染まる国見岳が見え「きれかねぇ」という声が聞こえる。
満開にはもう少しかなとも思えるが、緑色とピンクとデイサイトの白っぽい灰色のコントラストが青空によく映える。国見岳が一番美しい季節である。
高校生の明るい挨拶に元気をもらい、さつきの風を頬に受けながら、20分ほどで国見別れに着く。
ここから岩場を登る。
途中、国見岳から下山する方たちとお互いに譲り合う場面があり、早めに出発して良かったと思う。
国見岳頂上の気温は14℃で気持ちが良く、360度の眺望もあったが、狭い場所なので長居はできない。
国見岳から先のピンクに染まる稜線を眺め歩き始める。
北の風穴到着後、昼食にはやや早いが、頂上は混雑と暑さが予想されるので、ここで昼食をとる。
風穴からは涼しい風が吹いてきて、まさに天然のクーラー。
足下にはワチガイソウがまだ咲いていて癒やされる。
記念写真を撮り、「いってらっしゃ~い」の声に見送られ、先に普賢岳コースが出発する。
紅葉茶屋コース(リーダー:田尻Sさん、山上さん)はここから新道を戻り、紅葉茶屋から仁田峠へと戻った。通行止めの鬼人谷を見、楽しくおしゃべりをしながらのんびり歩いたとのことである。
風穴から少し進んだ所に森の貴婦人が蕾をつけていた。あと少しすると白い大きな花を咲かせ、登山者を楽しませてくれるのだろう。
そのときにまた来たいと思いながら、立岩の峰までの急登を登る。
いつものところに、わずかだがホソバノアマナが残っていた。
12:11普賢岳頂上に到着。
人の多さにビックリ!平成新山をバックに7人で記念写真を撮り、早々に下山する。
紅葉茶屋からの登山道は、緑の風が吹き、とても気持ちよく歩くことができた。
13:31無事仁田峠に到着。紅葉茶屋コースも10分程前に到着したと聞き、あまり待たせることなく到着できてほっとする。
登山道では、コガクウツギ、コゴメウツギ、ヤマグルマ、ツリバナ、コマユミ、コケイラン、ウンゼンマムシグサ、キリシマテンナンショウ、オウギカズラの花々が疲れを癒やしてくれた。
下山後は、雲仙新湯温泉館(200円)で汗を流した。この前入ったときは100円だったのにと思ったが、「この前」はいつだったのか・・・はて?
男湯の湯温は44℃もあったらしく「我慢大会やったぁ」との声。女湯はちょうど良かったのに、申し訳ない。駐車場で解散し、それぞれの車で帰途につく。
初めてのリーダーとしての山行は、諸先輩方にいろいろとアドバイスをいただき、無事に終えることができました。
みんなで山に登る楽しさを味わうことができました。ありがとうございました。
コースタイム:
道ノ尾駅前7:00=8:25仁田峠8:40~9:26妙見神社9:31~9:50国見分かれ~10:05国見岳10:10:12~11:00北の風穴(昼食)11:30~12:11普賢岳頂上12:22~12:31紅葉茶屋12:36~13:05アザミ谷13:10~13:31仁田峠=14:30雲仙新湯温泉館
参加者:
CL:前田、SL:宮前、川口T、東、田尻S、山上、下松八重K、石川S、小宮、福田、平田T、平田S、喜屋武、金木 計14名