第2085例会 平日山行・10社巡り

福田

2月21日(水)
♪どこかで、誰かが、きっと待って~いてくれる~♪ 女の都の紋次郎、楊枝をくわえ、大雨雷雨の中、水しぶきを上げて大橋宿にかすかな姿を現した。
あまりの大雨、蓑がっぱもわらじも既にずぶぬれ。
通り過ぎながら“行くぜ!” “いえ、あっしは籠でめえりやす。” “そうかい!じゃ岩川宿でな。”
出発前からずぶぬれじゃ、八坂神社までたどりつけね~!旅籠の女将が今日はやめたがいいよ!と言っていた。が、ここでやめたんじゃ男がすたる!
力を温存しなければ。朝五つ半(10:00)には、山王神社。その頃には雨足はさらにひどくなり、階段には滝のような雨水が流れた。金刀比羅神社へ登る途中、急な雷鳴が。
降りて街道沿いを行きなさい。とのお告げがあり、あとは夢の中。3人の記憶が消えた。
浦上宿から籠で諏訪宿へ。松森天満宮に(10:30)。新大工町を通り桜馬場へ、途中の饅頭屋も機械の老朽化のため閉店の張り紙。いつもお世話になっているエフ茶屋で饅頭を買い、ほほ張りながら、蛍茶屋宿を通過。
♪町~でまんじゅ買うて、日見で火もろて、矢上で焼いて、古賀でこんがらがして、久山でうちく~た。♪
民話のカッパ石の、水神神社(11:20)。お稲荷さんの、松嶋稲荷神社(11:30)。
戻って、矢の平の旧道から登って、竹ん芸の、若宮稲荷神社に真昼の午の刻(12:00)。
その頃にも雨はじゃんじゃん降り。石畳の河川は轟々と流れていた。
こんな天気じゃないと、見られない光景だ。
有名な伊勢宮さんから、陶器製鳥居の宮地嶽八幡神社へ。
隣は見上げるとマリア様と十字架の、八幡町教会。その隣にはお寺群、長崎ならではの光景か?
左手に風頭公園を見上げながら、寺町通りのどんどん流れる側溝もついでに掃除。
東小島の八剱神社(12:45)。
最後の鍛冶屋町、祇園さんのほうずき市で有名な八坂神社に(13:10)。無事参拝した。
社務所で10社参拝記念のお守りを頂き、完スタンプラリーの歩印“結”。
感謝!軒先をお借りし、ずぶぬれの衣服を着替えた。
濱町大通りは、赤いちょうちんだらけ!
中国人カップルは、“にっぽん、来てまでちゅうこく、みたくないあるよ。!”などと、言っていたような気がする!?大雨の中、女の都の紋次郎、赤迫のターザン、大橋のうな次郎、よく頑張った。
当然ながら、ごほうびに築町の『料亭』で身体を温め残業したのは、言うまでもない。
参加者:
CL:大町、小笹T、福田   計3名