第2061例会 五家原岳縦走

田尻 H

9月10日(日)
今年の夏の猛暑。まだまだ蒸し暑い日が続いているが、山の秋の花はどうだろうか?
黒木~多良岳~五家原岳~横峰越~黒木の周回は、多良山系の秋の花を見るのに最適なコース。
ところが7時間はかかるし結構なアップダウンがあり、今の体力では歩けないと、諦めていた。
だが、レンタカーを使い、五家原岳山頂まで車を回してもらうという軟弱?最高?な案を思いつき例会で実施する事にした。
8時にJR道ノ尾駅を17名で出発。9時には黒木に到着。準備体操をして9:10出発する。
そこからの林道にはクサアジサイ、ゲンノショウコなどの花がぼちぼち現れる。
八丁谷登山口で休憩し、蒸し暑い中を登るとモミジガサ、水場の所でアケボノシュスラン
その先は急登の登山道。今まで、この時期には花が咲いていたようだが、今年はまだ早いのか、この暑さの為か、レイジンソウヤマホトトギス」はまだ蕾。
でも、「キバナアキギリ」「モミジハグマ」「ツクシコウモリソウ」が花を付けている。
空が暗くなったと思ったら、雨が降り出しザックカバーを付ける。
カミナリも鳴り出すが、11:20金泉寺に着く頃になると、雨は上がり、カミナリも去って行った。
金泉寺では山小屋のメンテナンスに多くの人が働いている。小屋のテラスで昼食。
金泉寺にはツリフネソウ、ミゾソバオオバ、ヨメナ
その後、7名の多良岳往復組、五家原岳にゆっくり歩く組など3組に分かれる。
本隊10名は、多良岳往復組が戻って来て12:50出発。
西野から植林の杉林を歩き修多羅の森からの登山道と合流。
この辺りには薄紫色のソバナ、シギンカラマツの白い花の中にハグロソウのピンクが可愛い。
さあ、ここからは中岳(1000m)への登り。
中岳で休憩し、これを降ったら雰囲気の良い登山道だが、又直ぐに五家原岳へのザレた道と木の根や岩を掴んでの急登が続く。
やっと尾根に登り上がり、先発組とマイクロバスが待つ頂上(1057.3m)へ。皆で記念撮影。
近頃、五家原岳頂上に来る例会は多いけれど黒木から歩いたのは多分10年振り。
此処から横峰越経由黒木までは2時間ちかく掛かる。元気な皆さん、この先を是非歩いて下さい!!

カラスノゴマ

アケボノシュスラン

レイジンソウ

ツリフネソウ

ツクシガシワ

ソバナ

キバナアキギリ

ハグロソウ
コースタイム:
黒木駐車場9:10~9:35八丁谷登山口9:40~10:00水場10:10~11:20金泉寺(昼食)~11:50多良岳往復~12:45金泉寺12:50~13:55中岳14:10~14:50五家原岳
参加者:
CL:田尻H、赤岩、東、石川S、井上、大町、金木、川口A、栗崎、小笹T、木場、田尻S、下松八重K、田辺、前田、宮前、山本 計17名