第2016例会 市民ハイキング

喜屋武

10月10日(月)
本日晴天なり。前日の雨模様と一変し、実にスポーツの日にふさわしい「快晴」となりました。
9:00松山競技場集合、当会会員西川Yリーダー他6名、他山岳会13名、一般参加10名、計30名の大所帯です。
9:45頃市民体育レクレーション開会式参加の田尻氏も合流して、貸し切りバスで出発です。
途中田手原の県道が極端に細くなる手前で、対向車の長崎バスと離合待ち合いし待機する。
そこからこしき岩公園駐車場まで本当の林道、大型バスがやっと通れる道で“ひやひや”しました。
さすが長崎のバス運転手さんの技術はすごいな~と感心しました。
10:35無事こしき岩公園駐車場に到着、トイレ、山上先輩の準備体操後、リーダーより本日のスケジュールで現在地が最高標高です、今日の例会の市民ハイキングは、下山ですから!!
なおさら、転倒、ケガに注意するようにとの言葉がありました。こしき岩ということで張り切って参加しましたが、登山ではなく“下山”になり、ちょっとがっかりです。
10:55登山ではなく下山開始、すぐに展望台に着き、皆で、東は遠くに雲仙、南に八郎岳、先の例会で登った戸町岳、伊王島、女神大橋、西に稲佐山方面、矢岳、北に彦山、帆場岳方面が望めました。
残念ながら僕のハイキングコースの岩屋山が確認できませんでした。
11:10「小甑岩」363m到着。切り立った岩肌に何か文字らしき「もの」が感じられたが、老人眼と高位置で確認できず残念。
でも、たまたま小銭入れを持参していたので数枚の御賽銭で「心身健全」「家内平安」「無病息災」「全員安全下山」と欲張りな祈願をしてしまいました。「セコ~!!」「アチャ~!!」
そこらあたりから下り、右手側から強い風が吹いていて、体感温度が2度くらい低く感じ、ヤッケを着ていてあまり汗もかきませんでした。
足元は落ち葉が厚く積もっている所もあり、足にはやさしいが、下り途中、5~6ヶ所に急斜面があり、たぶん、一般参加の装備不充分の参加者が滑って、転んで「ワァ~ワァ~」と叫びながらの下山者もいました。
途中岩山の日当たりの良い所にしか咲かない、ダンギクの小群生があり、ここで小休止、写真、給水タイムになりました。
12:20日当たりの良い開けた道路で昼食、見上げれば、向かいの山の上にはたぶん三景台団地の東端の住宅が見えました。「ウワ~」これじゃ~台風の時の吹き上げが大変で心配でしょうと、他人事ながら同情の念がわきました。
13:00北浦バス停めざして下山開始。みかん畑や茂木地区らしくビワ畑の中をずんずん下って行き、30分程で全員バス停到着しました。
が、都合悪く、直近のバスは発車後で、40分ほどの待ち合いとなりました。そこで大先輩の一言「ほらみてごらん、登山者は山では歩き廻るんだけど、このような平地、町では、いっちょん歩こうとせんでしょう」と、のたまいました。
というのも、あと40分も待つんなら茂木方面へ歩いて、1便でも早く乗らんかなの人達が、下山で疲れた体にむち打ち歩いて行ったからです。僕も本心は歩いて早く帰宅し、一人宴会で乾杯したかったけど、「ガツガツせんちゃ~ゆっくり行こう、今日はこしき岩のために使ったんだ」と、ゆったり構えていました。
今日の例会は、例会=登山ではなくハイキングもあり、下山のみもありと認識した次第です。
会員はじめ各会員、一般参加者の皆さん無事に下山でき、天気と同じくすばらしい例会でした。
役員の皆様、リーダーの皆様お疲れさまでした。
又参加賞までありがとうございました。
参加者
CL: 西川Y、山上、田尻S、東、喜屋武、栗崎、中島H  計7名