第2014例会 背振山系

小爪峠~脊振山

田尻 H

金山~脊振山を縦走したいと思っていたが、登山口と下山口が離れている為なかなか例会に組めないでいた。レンタカーを使う事で可能だと思い立つ。
しかし最後に歩いてから9年、体力的に同じコースは無理があると、小爪峠登山口からの出発にする。
10月7日(金)
JR道ノ尾駅に7時、参加者15名が集合。
佐賀大和IC~三瀬トンネル手前~旧道の「三瀬城跡」と標識がある広域林道に入る。天気予報通り小雨が降る中、9:40小爪峠に向けて出発。2回ほど小さな沢を渡り、気持ちの良い林を登ると、35分で見覚えのある小爪峠(772m)到着。
この先、岩場の「猟師岩山(893.3m)」を通り、記憶ではあまり登下降のないゆるやかな縦走路と思っていたが、小さいながら岩場の登り降りを繰り返す。
ガスの中を歩くのも又幻想的、多くのミヤマシキミの赤い実が、雨に沈んだ林に色どりを添えている。
そして、今日はキノコの山!!何回聞いても判らないキノコの名前が飛び交う。
10時には雨が上がる予報だったのにと言いながら歩くが・・・それでも11時40分、「鬼ヶ鼻岩(840m)」の分岐での昼食の時間には雨も上がり、風もない気持ちの良い岩場での昼食。
福岡の街並み、福岡ドームの景観が広がる。
椎原峠~唐人の舞になると、登山道の両脇に笹が茂り、脊振山系らしい緩やかなハイキングコース。
その昔、唐の人が展望の良さに故郷を偲んで舞を舞ったと言われる「唐人の舞(911m)」。
大きな岩の上にYさんが軽々と登ると、「あ、老人の舞」って誰が言ったの!!
賑やかに記念撮影。
白砂の日本庭園のような所を通り、車道に出るともう脊振山駐車場は近いが、この微妙な登り坂の車道歩きがつらい。
14:40マイクロバスが待つ駐車場着。
その後今日一番の難所?の階段を登って「脊振山頂(1054.6m)」へ。
さっきまでは展望があったというのに真っ白なガスの中、手を伸ばせば届きそうなくらい近くにレーダードームがあるけれど、それもぼんやりしている。
「しわが見えなくて良いわ~」と又記念撮影。
15:15マイクロバスに乗り込み、「やまびこの湯」へ向かう。
里へ近づくにつれてお日様が眩しくなる、ちょっと残念なお天気だったが、自然林や笹の登山道など久し振りに脊振山系の縦走を楽しんだ。
参加者:
CL: 田尻H、山上、田尻S、東、石川S、山本、福田K、平田S、田辺、赤岩、宮前、大町、中島H、栗崎、
江口   計15名 
221007脊振山ログ.pdf へのリンク
コースタイム:

小爪峠登山口9:40~10:15小爪峠10:25~猟師岩山10:55~11:40鬼ヶ鼻岩12:25~椎原峠12:50~13:25唐人の舞13:45~14:35脊振山駐車場14:40~14:55脊振山15:05~15:10駐車場  行動時間5H30M
距離 7.8km・累計標高 767/415