第1998例会 郡岳&シーハットクライミング 

大塚 

6月18日(土)9:00野岳湖公園儀太夫記念館のある駐車場になんとか4台の車が集結し、15人で西登山口に向かう。おっと、その前に井上車を南登山口にデポしたことを書き忘れてはいけない。交差縦走のアイディアも浮かぶが、ハプニングが起きたらシーハット14:00スタートに間に合わないので断念する。
 西登山口で集合写真を撮る。
綾子さんの瞬殺シャッターに面食らいスタートする。
鉄塔下で衣服調整、補水の小休止。
梅雨の晴れ間だけに湿度が高く、皆の顔には「いい汗」の粒がキラッキラ輝いている。
今回のテーマは「遅れる人なく全員でゴール」と勝手に決めさせてもらう。歩く速度、体力、その日の体調に合わせ、歩きやすい位置に順番を入れ換えながら登ってもらう。
博子さん曰く、「後ろの人の気配を感じながら歩くのよ」。なるほど、それなら後ろの人のスピード、体調に合わせ歩ける。それでも後続の遅れがでたら、その前の人が先頭に知らせ、調整できる。
また、人数が多くなると、伝令が滞る。「足元注意」「頭上注意」など伝言ゲームを提案しても最初の3人位で終わってしまう。最近、どの山行でもそう思う。声を出すのが恥ずかしい?
まぁ、老婆心はさておき、1時間10分程で坊岩に着く。絶景ポイントでしばし休憩する。遠くまで見渡せるものの、紺碧の空とコバルトブルーの海を郡岳初登山の宮前さんと田辺さんに見てもらいたかったなぁ。
標識には「山頂まで10分」と書いてある。「高校生用やろう」と東氏の声が聞こえる。
YAMAPのコースタイムと同じ20分で山頂に着く。まず集合写真、二人のカメラマンのシャッターチャンスがなかなか合わず、時間押しての記念すべき写真となる。
山頂からの眺めを楽しみながら昼食タイム。
40分の休憩だが、5人の運転手は10分前に下山開始し、西登山口まで車を回収に行く。
急遽依頼した三田リーダー、窪田サブリーダー一行はコースタイム通り、1時間で無事下山する。
5分後に5台の車が南登山口に到着し、全員集合で一旦解散とする。
中止が相次ぐ例会の中、久しぶりの山行で短時間にも関わらず、皆の紅潮した顔に満足感を垣間見たのはリーダーのエゴだろうか。
2台は長崎へ帰り、2台はシーハットにクライミングに向かう。
 14:00開始時間と同時に、マットを下ろし、トップロープを張り、各自装備を整える頃、仕事を終えた橋口さんが合流する。
9mのクライミングウォールに思い思いに挑戦する。
6/12のシーハットカップでホールドチェンジした壁は最近流行りのボリュームを駆使し、少し難しくなっている。
ほぼ初めての赤岩さんはトップロープで一本目を完登した。カブトガニ通いの井上さん、木場さんはリードで登る。初めての壁でちょっと手こずった所もあったが難なく完登。
岩登りのエキスパート達は初めて触るホールドを保持するのが難しそうだったが、動きは流石、楢ア智亜みたいなクライマーのポテンシャルを秘めている。
超ベテランの東さんに至っては落ち方を検証されていた。逆さまに落下した原因は重心が下にあったからと、チェストハーネスを付け再登したら、まっ逆さまでなく床と平行に落下する。
幾つもの現場での経験が物を言う。感服した。
写真を撮り損なうほど、あっという間にタイムアップとなる。
スポーツクライミングは初めての試みで、喜屋武さんの申込み後、音沙汰なくどうなることかと心配したもののどうにか例会として成立した。
参加者の皆さん、お疲れさまでした。運転手さんありがとうございました。
これからもチャレンジ精神旺盛にいろんな例会に参加してほしいと思う。
コースタイム
西登山口9:20〜10:30坊岩〜10:55郡岳山頂11:40〜12:40南登山口
参加者:
CL:大塚、井上、三田T、木場、赤岩、窪田、東郡岳:田尻S、宮前、福田K、小笹T、田尻H、川口A、田辺、喜屋武
シーハット:橋口  計16名