第1996例会 平日山行・鳴鼓岳

福田

6月8日(水)  西山台の峠から北西に見る鳴鼓岳は、えぼしの様なとんがりが二つ見え、烏帽子岳なのか鳴鼓岳なのかずっとすっきりしなかった。
1本前のバスで光風台車庫到着、ゆっくり準備していると定刻9: 49着のバスから圧巻!17名の岳人降車。
リーダーの挨拶・説明の後、雰囲気を察し人影に隠れていると、予感どおり今日の報告文に指名された。隠れている人を指名したとのこと。堂々としていればよかった。
それから横尾バス停までエンピツを失くしながら記録に追われる(入会してすぐの国見岳の「にわか先導」をさせられた時はひどかったが)。
CLさんSLさんの色々な準備、計画、実施、又「あしあと」の編集者の方々のご苦労を痛感した。
鳴鼓岳は初めての方が多いのには驚きながら、10時05分出発。団地屋敷の中に、ランタナ、ヤナギバルイラソウ、タチアオイ、スモモ等山中にいるように植物名が聞こえた。
ダムの取り付けまで来ると、大岳(おにぎり山)が大きく見える。登山口を南東に登り始める。
遠くにあぐりの丘のサイロが確認できる。登り始めてすぐテープを確認して北東へ急登。
11時10分大岳分岐にリュックを置き頂上へ。途中「スエヒロタケを確認!」との声がする。さすが山岳会員、急登でもロープには頼らない。
11時18分大岳(286m)到着。別の山岳会の頂上標識あり、Aさん曰く“6ミリの高かステンレスボルトば使うとるばい!”。
11時25分、分岐、イノシシ除けのワイヤーを見ながら11時45分道路に出る。
北長崎京泊線66号の高圧線、森のガーデンを通過、木苺を確認し11時50分道路沿いでの昼食となった。
昼食の前に現在位置を確認していると、Tさんからここですと教えていただくも、上空を見上げると左右に高圧線、その真ん中にいる。地図上には左の高庄線はない。(帰宅後確認すると山名がない238m の山頂の西側に高圧線があった)地図にも記載されていないこともあるのだ!
12時30分出発。まだ、4分の1も来ていないとつぶやくと、CLさん標高差と距離時間の計算をさっとされ、充分15時42分のバスに間に合うとの事。
テイカカズラを横に見ながら12時45分宇土山入ロ、急登を上り始めてすぐキクラゲを発見、数人の女性軍採取。
13時30分宇土山頂(383.8m)到着。
その後芝生広場分岐で、ご自宅がすぐ近くのNご夫妻と別れる。
途中見つけた、本ザンショの香りにうっとりとなりながら14時ちょうどに鳴鼓岳(392m)に到着した。その標識に “見て見て、こんなところに実生!”と、ヤマツツジか何かの芽がでていた。小鳥の糞からでしょうとのこと。
またその看板は金属製の立派な標識。稜線を歩き、14時25分鳥帽子岳(413m)到着。要塞区域標明治32年9月と記されていた。
ここの標識もまた立派な金属製。Kさん日く“誰もかっぱらんとやろか?”
ここで記念撮影。
師匠手山(400mぐらい)の方には行かず、横尾方面に下山する。
3分後急な崖があり停滞。そこには素晴らしい180度の展望。
急激な高度差が絶景を生み出し、開けた北部の街並み、ビル群がとても素晴らしかった。
CLさんと2人で観望。北に時津の町並み、大村湾、経ケ岳、多良岳、琴の尾岳、東に帆場岳、金毘羅山、蜂火山、彦山、戸町岳、八郎岳、遠くに雲仙も。400mからの絶景であった。
今度は是非皆さん観望してみてくださいね。
予定通り15時20分無事下山。15時42分の新地ターミナル行きに乗車した。
Nさんは近所なのに、バス停までお付合い、見送ってくださいました。
大変な一日だったです。あと2〜3年は自由に泳がせて(歩かせて)くださいね。
コースタイム:
光風台車庫前10:05〜10:40大岳登山口〜11:10大岳分岐〜11:18大岳〜11:50(昼食)12:30〜12:45宇土山入口〜13:30宇土山〜13:45芝生広場分岐〜14:00鳴鼓岳〜14:25烏帽子岳〜15:20横尾登山口
参加者:
CL:大町、福田K、川口T、川口A、東、金木、中島H、石川S、山本、田辺、宮前、田尻S、田尻H、小笹T、赤岩、西川A、西川I、中村E  計18名