第1965例会 式見ダム〜岩屋山

饅頭パワーで岩屋山

馬場

11月3日(水・祝)快晴。 すごく久しぶりの方も、いつもの方も運動公園に集合して3台の車で式見ダム登山口へ向かう。
登山開始前、山本さんよりお一人様2個の手作り饅頭が配られる。このお饅頭が大活躍をすることになるのだが、これはもうちょっと先のお楽しみ。
十坊山、黒髪山共、歩き始め「歩きやすい―」「良い山ー」なんて調子にのっていたらバテルという情けない思いをしたので、今回は先頭の博子リーダーの後ろにくっついて静かに歩こうと思っていたのだけれど、100m位歩いたところで我慢できず言ってしまった。「歩きやすいー」「良い山ー、来てよかったー」
乾燥続きで土がサラサラになっていて滑るけれど、急登だったり、岩だったり、楽だったり、可愛い花があちこちと、とっても変化に富んでいて、岩ひとつにしても「これはさざれ石、君が代に歌われているでしょ」と
博子さんに教えてもらい、ひぇ〜私はこの岩を見た時、文明堂の銘菓「さざれ菊」しか浮かばんやったと心の中で赤面していた。
そんなこんなでベントウ岩で休憩。ネットに投稿されている画像通りの自然しか見えない景色で、名残のダンギクも咲いていた。
お昼ご飯は霊園の先になっていたが、すずめの学校の生徒みたいに一斉に「まだおなかはすいてませーん」協議の結果、岩屋山頂上でとることになった。どうやら山本さんからいただいたお饅頭を休憩の時に食べ、それがみんなの体に頼もしいエネルギーを与えたらしい。
残りの1個を食べるようにとの指示に従って、いよいよ最後の急な登りへ向かう。キツイ、タノシイ、オモシロイ、時々コワイ。大スペクタクル登山道。
ロープ場では、「山上さんがいたら、ロープに頼るなだね」の例会あるあるの声。今回も誰かが言っていた。山上さんがいないので、もちろん、私は、ロープに手伝ってもらいました。
足の筋肉が固くなってきて、一歩がかなりキツイ。頑張って、テッペン到着。ランチタイムはいつもと同じ。
下山はただただ下るのみ。それが長いのなんのって。すごーく登ったので、すごーく下るのは当たり前なのだけれど、それでも長い。加えて、滑る。滑る私に悦子さんが後ろから声をかけてくれる。(本人もかなり滑っていた)悦子さんには後ろの綾子さんが声かける。黄色いつわの花のような元気な光景である。
夏のいっぷく茶屋、冬のいっぷく茶屋というユニークな場所で休憩。岩屋山の常連さんたちが集まってつくっているそうで丸太の椅子の感触が疲れた足に心地よかった。
まだまだ増設中と山本さんが言っていた。次に来た時にはいっぷくハウスになっているかもしれない。
やがて登山口到着。の前に林道の脇にムラサキセンブリの花が咲いている報告が博子リーダーよりあり、みんなで愛でる。
式見かまぼこを買いたい人がいるので登山口で解散。川口号に同乗した福田Kさんはかまぼこを買いに行ったのに、おじさんに竹輪を買わされたと不満げな顔で帰ってきた。
その姿をチラリと見て先ほど調べたムラサキセンブリの花言葉に小さく感動していた。
・すべてよし ・忍耐 ・余裕 ・やすらぎ
今日の例会にムラサキセンブリを添えましょう。
コースタイム:
式見ダム10:05〜10:30ベントウ岩10:40〜樫原霊園上11:30〜12:30岩屋山13:15〜舞岳分岐14:30〜14:40式見ダム
参加者:
CL:田尻H、三田T、大町、川口T、川口A、山本、平田T、金木、倉嶋T、赤岩、馬場、中村E、小笹T、福田K、田尻S  計15名