第1964例会 由布岳

田尻 H

10月23日(土)
 久しぶりの由布岳例会、お天気の心配もなく、参加者全員16名が集合場所のJR道ノ尾駅前に集合する。駅前には駐車料金最大600円というパーキングが出来たので、バスハイクの場合、自宅から集合場所まで車で来れるのはとても便利が良くなった。
 今回は最初に「東登山口」で、お鉢回り組と東峰組のメンバーを降ろすので、大分道の由布岳PAのスマートインターを使う。9:10に東登山口に11名のメンバーを降ろして、正面登山口へ。
 9:30正面登山口往復メンバー5名で出発。ちょっと紅葉には早いようだが、この青空とやっと涼しくなった風が気持ち良い。途中の草原で、「ヤマラッキョウ」「ウメバチソウ」「リンドウ」の花を見つけて、今日の山行にもう満足。
自然林の中の登山道をゆっくり歩く。晴天の土曜日とあって若い登山者が多く、どんどん追い抜かれるが、マイペース、マイペース。休憩の度に景色を楽しみ、12:05にマタエ着。
ここで昼食の後、東峰へ出発しようとした時、東峰組からの電話で、東峰で昼食を取ったとの事。ちょっと待って貰って登って行き2組で記念写真を撮る。
東峰でそれぞれ写真を撮った後、13:05出発。マタエからの石ころゴロゴロの道を下り、その道が嫌になった頃、やっと林の道に入る。まだ14時頃なのに、斜めから日が差し何とも雰囲気が良い光景。すると先に歩いていた東峰組の2人と出会い、合野越でエアサロンパスのお見舞い?をし、草原に出る。
この下山した草原から由布岳を振り返る時が好きだ。下山した安堵感、どっしりと大きな由布岳に登れた喜び、満足感。15:20正面登山口に到着。
 その後お鉢回り組も皆元気に到着。いよいよ温泉へと張り切ってホテルに行ったら、コロナの影響か「今は日帰り入浴はやっていません」調査不足で申し訳なかったが、皆さんに、早く帰れて良いよと言ってもらい、一路長崎へ。バスの中ではちょっとだけ?アルコールを楽しみ、19時前には長崎に到着した。
コースタイム:
正面登山口9:30〜10:25合野越10:35〜12:05マタエ(昼食)12:30〜12:45東峰13:05〜マタエ13:20〜15:20正面登山口


由布岳東登山口〜東峰コース

川口 T

 東登山口に到着後、東峰分岐まで同じコースを行くお鉢廻りのメンバーと一緒にバスを降り準備運動。東登山口から由布岳東峰に登り正面登山口に下るメンバーはオールドボーイ4名。
お鉢廻り組に先行してもらいゆっくりとしたペースで歩き出す。歩き始めは緩やかな広葉樹林の道だがまだまだ秋色には染まっていない。色付き始めた木がちらほらと見える程度だ。
道の傾斜が急になりだしたころで先行組が待っており、調子が思わしくない1名をこちらのグループに吸収する。自分の体調を見極めて早めに対処することは大事なことだ。
樹林が切れる所から岩場である。見上げると先行するお鉢廻り組が登っている。後を追うように我々も岩場に取り付き登り始める。岩場に慣れていないメンバーも権現岩での研修会が役に立っている様で、順調に高度を上げお鉢の分岐で先行組に追い付く。ここでお鉢廻り組を見送った後由布岳東峰に向かい、12時前ほぼ標準タイムで東峰頂上に到着した。
コースタイム
東登山口9:20〜お鉢分岐11:40〜12:00東峰



由布岳お鉢回りコース

田尻 H

 東登山口より付かず離れずで登ってきた東峰チームとお鉢の縁に登り上がった所で別れる。
お鉢の縁は東峰まで10分程の所だ。ここまで登るとお鉢(噴火の火口跡)全体が見渡せるが、紅葉の気配もなく少し残念。お鉢回りには2ヶ所の岩峰があるが、岩登りの研修を受けておれば難なく通過出来る規模である。熊本地震の影響も顕著には見られない。
岩峰の通過方法は、岩峰の乗越しや下を巻くルートがあり、安全とスリルをミックスしたルートを束の間だが味わえる。
お鉢を半周した位で西峰に着く。軽く行動食を取りマタエに向かうが、ここまでくると一般登山客も多くなり少し渋滞が始まる。西峰からの下りに火口壁の1部を下るクサリ場があり、慣れない人が1人でも居れば即渋滞状態である。
先行チームに電話を入れるがマタエを既に下っている途中との事、後を追うように下るとボランティア活動家の尾畠春男氏に出会う。我々が不躾に声を掛けても嫌な顔もせず写真に収まってくれる。
思い起こせば尾畠氏のホームグランドは、由布岳で登山道整備や清掃活動は有名な話である。
会えるべくして会えたのかも知れない。兎にも角にも82歳の活動家に頭が下がる思いである。今後も壮健で活躍されますように。
例会参加者全員が何事もなく正面登山口に揃ったのは、リーダーとしては一安心であろう
コースタイム:
お鉢廻りの稜線11:40〜12:30西峰13:15〜13:45マタエ〜15:40正面登山口
参加者:
正面登山口コース
CL:田尻H、西川A、西川I、川口A、栗崎
お鉢回りコース
SL:田尻S、福田R、峯、赤岩、井上、木場
東登山口〜東峰コース
SL:川口T、東、小笹T、福田K、江口  計16名

◎1964例会「由布岳」会計報告
収入  64,000円(4,000円×16名)
支出  68,510円(レンタカー23,000円、
運転代 17,000円、燃料14,800円、
ETC料金13,710円)
不足額4,510円は一般会計より支出しま
した。