第1960例会 雲仙・牛首岩ロッククライミング

窪田

 新型コロナ感染の勢いが止まらない。3連休を比叡山クライミングにあてていたが、コロナ第5波の影響でやむなく近場の雲仙・牛首岩に日帰りとする。
間の悪いことに直前にはノロノロ台風14号が九州に襲来(気象統計を取り始めて以来初の福岡県への直接上陸だそうだ!)。ウイルスやら地球規模の気象異変やらに翻弄されつつも、天気晴マークの9/19(日)とする。
 台風一過の9/19は、予報どおりさわやかな快晴。唐比「とれとれ旬家」道路前のコンビニに集合し、下松八重K車・窪田車の2台で現地に向かう。雲仙岳は朝雲が張り付き、牛首付近は18℃で少し肌寒い。
 車道から山に入り黄色テープを辿って牛首岩までボチボチ登る。
5月に黄色テープを付け直したが最初の1/3でいつものように迷う。吉村さんが今回は黄色のビニールヒモを要所に付ける。樹木が多いとヒラヒラ動く目印が判り易いようだ。

ヤマボウシの実
台風14号の風のせいか、たくさんのヤマボウシの赤い実が地面に落ちている。きれいな実を一つ拾ってかじるとリンゴのような甘い味がする。
 牛首岩の下部は樹木の影になって少し湿っているが、上は乾いていて問題ない。ガスも次第に晴れてきて初秋の晴天になる。
 まず正面壁二つのルートにトップロープをかけ何回かウォーミングアップする。それから午前中は正面壁中央3ピッチルートを3組に分かれて攀る。
組合せと登攀順は、@今泉S・東、A吉村・大塚、B窪田(リード)・下松八重K・三田T。

正面壁2ピッチ目 この先渋滞中
11時前から@ABの順で登攀開始。久しぶりなのか、相方の組合せが悪いのか、渋滞してなかなか先に進まない。
待ち時間に大声でヤッホーを叫ぶとこだまが帰ってくる。遙か眼下の道路をオートバイがマフラー音をバリバリ響かせながら走る様子、谷を挟んで雲仙岳が良く見え、気持ちがスッキリする。
12:30頃、三田Tさんがラストで登攀終了。懸垂下降して午前の部を終わる。
 午後からは、正面壁右側の難度の高い2ピッチルートを攀る。
組合せと登攀順は、@窪田(リード)・吉村・三田、A下松八重K・今泉S。
1ピッチは午前のウォーミングアップルート。自分の登攀早々、右足指がつってしばし悶絶。ミネラル不足か?? 20m程登ってビレイポイント。

下さん2ピッチ目
2ピッチ目開始直後の5mが核心部。フェースがのっぺりしていて弱点が見えない。
三田Tさん達は前回エイドで登ったということなので、禁じ手ではあるがボルトに足を掛ける。
核心通過後は無難にルートを探して終了点へ。
今泉Sくんは初挑戦ルートをリードで四苦八苦しながらも完登。
午前・午後でマルチピッチ2本を登って大満足。クライミングは不断のトレーニングが肝要。
コロナ禍のストレス発散にも効果抜群。また行きましょう! お疲れ様でした!!
コースタイム:
9/19(日) 7:50各方面から唐比「とれとれ旬家」前コンビニ集合→8:40雲仙・牛首岩取付き路肩駐車→16:30頃「とれとれ旬家」で解散
参加者:
CL:三田T?、SL:窪田、東、吉村、下松八重K、大塚、今泉S   計7名