第1921例会 長崎県500m以上の山 普賢岳

健脚組

三田 T

 12月6日(日) 会創立80周年記念事業として取り組んできた「長崎県500m以上の山」も今回の普賢岳で完結するとあってこれまでで最多の28名の参加となり、常連さんや久しぶりの会員さんが揃う例会となった。
 仁田峠に9時に集合、山上さんの準備体操の後、健脚組とゆっくり組にちょうど14人ずつに分かれて出発する。
 健脚組は仁田峠から妙見神社、国見岳往復、新道を通って立岩の峰、普賢岳のコース。
12月にもかかわらず無風、快晴とあって、いきなりの妙見尾根の登りは暑い。
30分で妙見神社に到着しザックをおろす。休憩している間にも、他のパーティやロープウェイ経由の観光客がぼちぼちと妙見神社にお参りに登ってくる。
 国見岳では先行する登山客が岩場の通過で難儀しており、なかなか登れそうになかったので、岩場での足の置き方、三点確保についての見本を見せて、後から登ってもらった。やはり、ちょっとした岩場の通過のためにも研修会での訓練が必要と改めて思った。
 国見岳山頂の温度計は8℃。風もなく、日差しが暖かい。
国見岳が初めての新人さんもいて、山頂からの眺めに感慨ひとしおの様子。しばし、眺望を楽しんだあと下りにかかるが、下りの岩場でも先行のグループが通過に手間取っていた。
 新道を経て北の風穴で少し休憩後、立岩の峰に向けて歩いていると東さんの声が聞こえたので「ヤッホー」と声をかける。
ゆっくり組も10分ほど前に到着したとのことで、昼食タイムにする。
普賢山頂で大人数での写真は撮れないかもしれないので、いまだ火山活動中の荒々しい平成新山を間近に記念撮影をしておく。
 本日のメイン、普賢山頂にはそこそこ登山者はいたものの、ラッキーなことにそんなに混雑はしていなかったので、改めて「500m以上の山」の横断幕を掲げ記念撮影する。
この季節でこんなに良い天気に恵まれたのは珍しい。
皆さん思い思いに写真をとるなど、穏やかな山頂でのひと時を楽しんだあと、仁田峠に下り解散とする。
 2019年2月の鉢巻山・吾妻岳・鳥甲山を皮切りに、特に2020年に入ってからは新型コロナの影響もあり計画の変更を余儀なくされたにもかかわらず、1年10ヶ月かけて登山禁止を除く長崎県500m以上の山、51座を完登できたことは、会員諸氏の熱意と協力の賜物である。
対馬の山を含め会として初めて登る山もあり、登山ルートや三角点の事前情報収集・調査、そしてこの企画を盛り上げるために横断幕・山頂標識の作成など様々なアイデアをいただいた会員の皆さんに支えられて達成できたことに改めて感謝したい。
コースタイム健脚組:
仁田峠9:10~9:39妙見神社9:51~10:25国見岳10:35~11:03北の風穴11:08~11:25立岩の峰12:10~12:30普賢岳12:47~13:40仁田峠
   

ゆっくり組

山上

仁田峠で参加者28名と大人数のため三田リーダーより2班に分けての出発とし、健脚組とゆっくり組とに夫々希望者を募ったところ14名ずつとなり、ゆっくり組のリーダーを指名されたので、あざみ谷経由で普賢岳を目指す。
健脚組のメンバーとルートをさびついた頭で整理してみる。
立岩の峰で同時に昼食との事、どう歩くのか?紅葉茶屋までは気が気ではない。
幸い思い通りのペースで全員歩くことが出来ホッとする。天気が良く皆さんの歩調も順調のようだ。
11時ちょっとすぎ立岩の峰に着き、休んでいたところに健脚組も合流し、早目の昼食とする。
その後は健脚組の後を歩き、少し遅れて普賢岳に登ったが、頂上では登山者も少なく一通りのセレモニーの後帰路に就く。
参加者:計28名
健脚組 CL:三田T、田尻S、金木、平田T、福田R、本田、赤岩、井上、山口Y、山口H、福田K、今泉S、今泉R、今泉Y 
ゆっくり組 CL:山上、田尻H、栗崎、西川A、西川I、中島H、平山、内山、東、石川S、川口T、川口A、
中村E、平田S