第1917例会 長崎県500m以上の山

佐世保4座 国見山・多利山・小塚岳・八天岳

川口 T

11月1日(日)
 10月の第1911例会に続き、佐世保の山7座の残り4座を上々の天気の中、20名の参加で実施した。
今回も車内密を避けるため車6台で、国見山・多利山・小塚岳・八天岳の4座を目指した。
 秋日和のこの日、前回と同じ左底の集合場所に定刻どおり集まった後、西海パールラインの高畑Pに移動。ここで今回のコース説明をした後、国見山頂上直下の駐車場まで走行する。
駐車場には幸い他の車はなく楽に駐車できた。
ここから山頂までは整備された道を辿り15分ほどで着くためほとんど空身で山頂に向かう。
山頂には、なかなか出会うことの無い一等三角点の上等な標柱が設置してある。又、立派な展望台もありこの上で眺望を楽しんだ後記念写真を撮り駐車場へ下る。
5分程車を移動し、多利山・小塚岳の入口となるチェーンが張られた林道ゲート前に工夫をして6台の車を止める。
時間的には余裕が有るので昼食は戻ってからにすることで、荷を軽くして出発する。
ゲートをくぐりしばらく行くと左手に稜線を辿る高圧線の保安路が始まる。道はなだらかで幅も広く、降り積もった落ち葉を踏みして歩くのが心地よい。
20分ほどで高圧線の48号鉄塔が建つ多利山に着く。ここは標高点になっているがこれを示すものは特に見当たらない。
用意の標識を立て記念写真を撮って次に向かう。再び保安路を辿り少しの上り下りの後小塚岳に着く。
このピークは611mの標高だが、すぐ近くには623mのピークがある。どういう訳か解らないが地図上では低い方に小塚岳の表記があり山頂には小さな石柱もある。
周りにはツワブキの花が沢山咲いており、踏みつけるのが申し訳ないが皆集まって写真撮影を済ます。
帰りは往路をそのまま辿り駐車場所へ戻る。
駐車場所に着いたのはちょうど昼の時間ではあったが、すぐ近くの栗の木峠まで車を移動し昼食とする。
栗の木峠は湧水があり水汲みの人や登山者の駐車スペースになっている。
 昼食後、最後の目標の八天岳へと向かう。
八天岳には旧海軍の高射砲陣地の痕跡が残っており、現在は無線監視塔が建っている。
栗の木峠からは保安道路に沿って九州自然歩道が通っており、これを辿って歩き始める。
九州自然歩道は途中から保安道路と一緒になる。
八天岳の三角点は山頂から外れた樹林の中にありなかなか探しにくいが、地図の表記と概ね一致しており注意して地図を読んでいくと探し出せる。
但し、樹林の中で落ち葉に埋もれつつあり将来探しにくくなると思われる。
三角点で標識を建て記念写真を撮って林の中を山頂に向かう。
山頂で小休止後、往路を辿り栗の木峠に戻る。
 今回のコースは季節がら沢山の落ち葉に埋もれた道を気持ちよく歩く事が出来た。
長崎への帰路はそれぞれの車が好きなコースで帰ることにし、栗の木峠で解散とした。
コースタイム:
国見山駐車場9:30~9:42国見山9:55~10:05国見山駐車場10:10=10:15林道ゲート10:27~10:45多利山10:55~11:17小塚岳11:30~12:07林道ゲート12:10=12:15栗の木峠12:50~13:30八天山13:55~14:30栗の木峠14:45解散    
行動時間: 5時間15分 
参加者:
 CL:川口T、SL:田尻S、木場、西川A、西川I、川口A、小笹T、福田T、吉村、栗崎、福田R、平田T、平田S、三田T 、中村E、田尻H、井上、金木、内山、戸村 計20名