第1913例会 長崎県500m以上の山

虚空蔵山~高見岳

田尻 S

9月27日(日)晴
「長崎県500m以上の山」も県央地域に入り、後半に差し掛かった思いも強くなってきた。
今回の虚空蔵山は500m以上シリーズの早い段階で登っていたが、記念の横断幕ができておらず再挑戦とする。同じ山でもコース、季節を変えれば違う趣を見せてくれるので良しとしよう。
参加人数が20名となり、夫々それなりの間隔を取って歩くと長い列となり、他の登山者に迷惑が大いにありと考え、「元気組」と「ゆっくり組」の2組に分け時間差で出発する。
虚空蔵山(609m)へのルートは木場登山口から入り「元気組」は冒険コースを行く。
このコースは子供達の冒険心に向いている様で、頂上近くの尾根ではロープやクサリ場もあり子供達の元気な声が聞こえそうだ。1時間もかからず山頂に着く。
ここで待望の横断幕を取り出し、「長崎県500m以上の山」51座の1ピースとして集合写真を撮る。
頂上で横断幕を入れての集合写真撮影を、他の登山者は興味深そうに見ている。
集合写真そのものは珍しく無いが、横断幕の「創立80周年」の文字を何だろうと見て通る。

虚空蔵山より岩屋登山口方面へ。途中犬の墓と言う標識と案内板があり、説明によるとフランと言う猟犬がイノシシを追って崖から落ちて死んだとの事。
猟犬にとっては、仕事中の事故みたいなもので、何百年も前に墓を作るほどの名犬だったのか?
高見岳への尾根道縦走は確たる山道ではないが、テープと僅かな踏み跡もあり迷うこともない。
昼には少し早いが作業林道の終点に開けて気持ち良い場所があり、各自、丸太の切り株を見つけソーシャルディスタンスとやらを取り昼食とする。おっつけゆっくり組も追いつき昼食となる。
昼食後の高見岳(538m)は朝通った車道を横断し、ここもテープを頼りに登る。
登り始めはそれ程急坂でもなかったが10分も登らない内、ほぼ真っ直ぐに赤いテープが、おいでおいでと見え隠れしている。
20分以上残置ロープと木々の幹に?まり這うように登る。ボッカの人にはヒ~と言いたくなる急登である。
頂上で三角点の横に長崎山岳会特製の標識を設置する。ここでも記念撮影。

下りもロープと木々の幹に?まり伝い滑るように下る。車道に出て岩屋登山口までテクテク歩く。
訳ありの車1台が岩屋登山口に置いてあり、それで木場登山口まで運転手だけ戻り、車6台を回送してくる。
帰路は来た道を戻り、長崎道木場PAで解散とする。
参加者の皆さんご苦労様でした。
コースタイム:
木場登山口9:25~10:00虚空蔵山10:40~11:10林道(昼食)11:55~12:30高見岳13:15~13:35岩屋登山口
参加者:
CL:田尻S、山上、東、栗崎、中島H、川口A、吉村、窪田、三田T、金木、西川A、西川I、中村E、平田T、平田S、福田R、井上、木場、福田K、田尻H      計20名