1878例会 七高山     

田尻 忍

1月13日(月)
今年初めての例会である「七高山」、何時もの諏訪神社一の鳥居下に26名が集合する。
例年、10日以内の日曜日であれば他の山岳グループも賑わうが、今年は祝日とは言え七高山にしては遅い日取りのためか、我が山岳会のみである。
諏訪神社では今年一年の山岳会行事の無事と、会員の健やかな事を祈る。
いつ通っても間違いそうな西山の町並を行く。更地や廃屋が目に付くのは時代の趨勢か。
立山公園下の金毘羅登山口より登りだす、ひと汗かいて金毘羅神社に着く。
トイレと衣服調整をし、金木さんの「金星観測記念碑」についての説明を受け、次の金毘羅山頂へ。
山頂では何時もの眺望と空を眺める。
2日前の天気予報では13日こそ晴の予報で例会も日延べしたのに曇天、雨が降らずを良しとするか。みんな元気なうちに恒例の全員集合写真を撮る。
金毘羅山からの下りで、会員が足を滑らせ着いた手首を負傷するアクシデントがある。
会員の協力で応急処置をするが、研修会で習った三角巾等の応急キットを例会毎に持つという大事なことが欠けていて反省。
負傷者の付き添いを残し片淵近隣公園を経て七面山へ、七面山妙光寺境内の艮(うしとら)大明神、鳥居下で毎年の定点観測宜しく再度集合写真を撮る。
今日一番の急登である烽火山の登りに取りつく。足は上がらず顎が上がる登りも山頂到達でホッと一息、時間も12時過ぎており、集合が早かった分腹も空き昼食とする。
天気予報通りの陽差しがポカポカと欲しいところである。
昼食をおえるころ、アクシデントの会員に付き添っていた二人の会員が妙相寺から登ってきて合流する。
烽火山から妙相寺まで一気に下る。ここでリタイヤ組6名の申告があり国道34号線まで一緒に歩く。
豊前坊までは登りであるが、最後の石段は初めての人は心が折れそうなほどの急勾配である。
豊前坊をゼイゼイ・ハァハァで済ませる。
「ひこさん」の愛称で親しまれいる英彦山へと向かう。
例年英彦山頂上(三角点)で落ち合う山内さんが例会の延期を知らず12日に登って来たとの連絡あったが、今日は会うことは叶わず残念である。リーダー権限で参加とする。
英彦山を白木町方面に下り、最後の登り愛宕山(愛宕神社)へと向かう。
この登り当会では地獄の登りと呼ばれていて、たいがいぶり(正しい長崎弁)疲れている体に、段差のある階段が身体に悲鳴を上げさせて、愛宕神社着。
登りでかいた汗が冷えない内に終点の風頭公園へと急ぐ、公園着は午後16時30分
減る事のない年齢と減る一方の筋力、これ等を気力で補い頑張り通した70歳以上の方々、又70歳以下の若者の皆さんご苦労様でした。
コースタイム:
諏訪神社一の鳥居下発8:10~9:30金毘羅山9:40~10:43片淵近隣公園10:53~11:20七面山11:28~12:05烽火山(昼食)12:50~13:33妙相寺13:43~14:45豊前坊14:50~15:15英彦山15:23~16:05愛宕神社16:08~16:25風頭公園着 行動時間 8時間15分
参加者:
CL:田尻S、SL:山上、奥村、東、栗崎、中島H、川口A、川口T、金木、田尻H、西川A、碇、西川I、中村E、平田S、倉嶋T、大町、山本、福田、石田、今泉S、今泉R、木場、戸村、山口Y、山口H、山内   計27名