第1874例会 作礼山

12月15日(日)晴
 当初計画の宝満山(福岡県)から作礼山(佐賀県)に変更になり、「作礼山」は以前から興味がありいずれはゆっくり歩きたいと思っていたお山の一つでもあつた。
配車等に余裕があればと思い急遽参加させてもらった。
 作礼山はポピュラーな山ではないが旧九州百名山の一つで佐賀県のほぼ中央に鎮座し、山頂は二等三角点のある主峰の西峰と作礼神社上宮が祀られる東峰の二つあり別名権現山と呼ばれている。
 当日、各車ごとに連絡をとり合い今村PAに午前8時30分に集合、倉嶋リーダーから行程等の説明後、三台の車で一路作礼山の登山口をめざす。
今村PAでのリーダーの説明のなかで「今日はゆっくり歩いて東峰の頂上でゼンザイの接待を予定している」旨のお話しだったので、作礼山の登山口は一般的な登山口、マイナーな登山口、九合目登山口があるが、高速をはしらせながら車中では説明の主旨からたぶん車道が通じている九合目から予定されているのかなと思案・・・・。
九州長崎道多久ICをおり唐津市の厳木町をめざす、作礼山に近づくにつれ車は東側をおおきくまわりながら高度をあげていくと10時に九合目登山口に到着。
登山口までの立派な道・駐車場も広くトイレも完備されている。
 各自準備後、西川さんの号令で身体をほぐし10時15分出発、作礼山登山口の標識もなかなか立派で10分程遊歩道を歩くと「みどりの池」「中の池」に到着。
山頂ちかくで水面もきれいな池でなんともいえないのどかな風景。
右回りで西峰をめざす、途中旧管理棟がありまだまだ立派な建物を横目に自然林の登りを楽しむとともに、途中赤い実をつけた「ミヤマシキミ」の群落がほんのり癒してくれる、10時40分西峰に到着。
山頂からは北方に唐津方面の眺めと背振山系西部(女岳・浮嶽・十坊山等)の眺めも素晴らしい。
 天気もよくしばしゆったりした後、11時に東峰へ向かう。
右回りコースをゆっくり歩いていくと鳥居があり、境内のなかの細く急な石段を登る。
山頂は明るく広い広場になっていて立派な祠が迎えてくれる。
11時10分到着、頂きでは西峰に負けず劣らずの絶景で360度の展望を楽しむことができた。
東方面には天山が大きく広がり、北には唐津方面、北東には背振山系西部(女岳・浮嶽・十坊山等)、西南方面は黒髪山系、南方面は多良山系及び雲仙普賢山系等360度の展望が素晴らしい。
ここで昼食タイム、平田さん、倉嶋さんより長与の「ミカン」の差し入れ甘くて美味しかった。
さらに、倉嶋さんの手作りによる「ゼンザイ」のご接待、お餅も手作りとか、身体もあたたまり本当においしかった。早々に正月気分?を味わい本当に嬉しかった。
そうこうしている時に思わぬ客人、西川葉子さんがお母さんと一緒に東峰にお見えになり・・・またまたビックリです。
さっそく全員で写真撮影、お母さんに写真を撮ってもらいお世話になりました。
 そろそろ下山にあたりリーダーより提案があり、3人(倉嶋さん、田尻夫妻)が九合目登山口に下山し三台の車を栗ノ木登山口へ移動。残り9名は東峰から栗ノ木登山口へ下山することとした。
 下山行程は「東峰~西峰・東峰分岐~西展望岩~鈴虫峠分岐~栗の木コース~鳥居~栗の木登山口」のコースで12時下山開始、3人とは西峰・東峰分岐でわかれる。
 西峰・東峰分岐から一部ガレバと倒木の登山道を過ぎると整備された登山道をユックリ歩くことができた。西展望岩でしばし展望を楽しむ。
なお一部荒れたところ及び深くえぐられた道があるが両脇に踏み後ができていて問題なく歩くことかできた。
鳥居を通過した頃、倉嶋リーダーが迎えにきてくれる、登山口まではもうすぐのところです。
 13時10分 下山口着、整理体操をすませた後、リーダーの機転により時間的に余裕があることから作礼山の北西山麓に日本の滝百選にも選ばれた「見帰りの滝」を散策することとし、早速車を走らせる。
 到着後、15分程度散策しながら見帰りの滝を目指す。
歩きながら見帰りの滝は「紅葉の時期」&「アジサイの頃」がまた違った雰囲気の世界を楽しめるようないいところでした。
思った以上に水量は多く迫力のある「見帰りの滝」でプラスアルファ―の山旅の思い出をいただいた楽しい例会でした。
きゅうらぎ温泉「作用姫の湯」でやすらぎとくつろぎの空間で身体を癒した後解散しそれぞれ帰路につく。
コースタイム:
今村PA8:30=10:00九合目登山口10:15~みどり池10:25~10:30中の池~10:40西峰
11:00~鳥居11:05~11:10東峰12:00~12:05西峰・東峰分岐~12:20西展望岩~12:35鈴虫峠分岐~13:05鳥居~13:10栗の木登山口
参加者:
CL:倉嶋C、田尻H、田尻S、西川A、西川I、江口、峯、東、平田S、金木、倉嶋T、中島H、 計12名