第1873例会 長崎県500m以上の山 安満岳

金木

 12月10日(火)参加者12名、左底のセブンイレブンに集合、車3台で朝7時出発。
国道206号から新西海橋を渡り西九州道から平戸へ入った。
 初日は参加者の希望が多かったので南部の志々伎山(347m)へ登る事にしました。
この山は500m以上の山に入っていませんが一度は登ってみたいとの事。眺める方向によっては尖って見える事から航海の目印、安全を祈願する山であったそうだ。
女人禁制で修行の山だったそうで、途中、中宮、腰掛岩、草履置き場(ここで草履を脱いで登った)などがある。頂上に上宮の祠があり、その上に三角点がある。
風もなく、遠くもやの中に五島列島が良く見える。
佐世保から上五島行のフェリーが航行している。
ここで昼食とする。風もなく景色がよく、生月島や生月大橋が見える。
 帰りは福田酒造に寄り「利き酒」をして正月用に「長崎美人」を購入、そして宿泊地のホテル(湯快リゾート蘭風)へ。
目の前は、千里ケ浜といって鄭成功(テイセイコウ)の誕生地で児誕石(別名子もち岩)のある海岸である。
 12月11日(水)今日は本命の安満岳へ。
登山口は南口の登山口から登る。白山比賣(ヒメ)神社という幟がたっている。
参道はきれいに整備されていた。
東口の登山口と交差した所を左に折れ、鳥居をくぐり石のゴロゴロした階段を登ると神社の壊れた跡がある。台風の跡らしい。社務所の跡もある。
その後ろに祠と石塔がありそのどこかに十字架が彫ってあるらしいがよくわからない。
すぐ左側が安満岳頂上(530m)である。
ここで「長崎県500m以上の山」の横断幕を張って記念写真撮影、下の方に棚田が見える部落がある。
帰りは参道から安満岳の三角点(514m)を探しながら左側の尾根を登り、すぐに見つけた。頂上と三角点は別である。
 下山後キリスト教関連遺産に登録された春日部落と棚田を見に行く。 案内所に行くと中学生が研修に来ていた。
全校生徒数は7名だそうだ。
我々もガイドさんの話を聞くと、春日部落は明治になって宗教の自由が認められても、潜伏キリシタンは今のキリスト教にはならなかったそうだ。
しかし今はそれを受け継ぐ者がいない為、キリスト教徒はいないそうだ。
本人も仏教徒で真言宗。この後、田平教会のステンドグラスを見て解散とする。
 今回は山だけでなく、少しであったが平戸の歴史を学べたことは良かったと思う。
コースタイム:
12/10左底7:00=志々伎山登山口10:40~11:50志々伎山(昼食12:30)~13:20登山口
12/11ホテル発8:40=安満岳南口登山口9:20~9:45安満岳~地図上三角点10:45~10:30南口登山口
参加者:
CL:金木、SL:川口A、西川A、川口T、峯、栗崎、田尻S、田尻H、西川I、小笹T、中村E、
計11名 会員外1名