第1866例会 長崎県500以上の山

矢岳・高岩山

三田 T

 10/27(日)山上さん指導の準備運動で体をほぐし、青雲荘駐車場を出発する。天気は少々曇ってはいるが、ひんやりとした空気の中で、気持ちのいい山歩きのスタートだ。
高岩山へは、いつもは宝原からの登山口から登るが、今回は宝原手前の林道を塔ノ坂方面へ下り、西側登山口から登ることとした。
林道下りのウォーミングアップを終えると西側登山口からはひたすらの登り。約40分で山頂へ着く。
高岩山は溶岩の巨石が盛り上がった山容から「ロッキーヒル」とも呼ばれ、地元では信仰の山でもある。
山頂の岩場に登るとこれから登る矢岳や雲仙岳、眼下には島原方面が見渡せ、絶好の展望であった。
三角点(881m)で証拠写真と横断幕の記念撮影後、宝原方面へたくさんの鳥居のある登山道を下る。
この間、出会った登山者は2組だけであった。

 宝原園地で昼食後、次は矢岳。
矢岳へは車道を少し北上すると左側に登山口があり、ここもひたすらの登りとなる。
矢岳は約50万年前に形成された溶岩ドームで、その山容が三角錐であることからこの名前がついたらしい。
三角点(940m)で証拠写真を撮り、矢岳最高点のピーク(971m)で横断幕の記念撮影をする。
ここからは妙見岳等を背景に雲仙ゴルフ場が見渡せる。
 なお、三角点の設置場所は、その使用目的などから、隣接する三角点相互の見通しが確保できることと、設置後の維持が容易であることなどが要件となっている。
したがって、これを満足する場所である三角点のあるところが必ずしも山頂であるとはいえず、矢岳もこれに該当する例の一つである。
 矢岳山頂からは雲仙地獄経由でプチ観光客気分も味わいながら、出発地点の青雲荘に戻り、温泉で汗を流し帰路につく。
休憩を入れて約5時間の行動時間。秋の静かな雲仙の山を味わえたコースであった。
コースタイム:
青雲荘駐車場9:17~9:54西側登山口9:59~10:40高岩山10:59~11:26宝原園地(昼食)12:00~13:03矢岳13:15~14:10青雲荘駐車場
参加者:
CL:三田、SL:金木、山上、吉村、下松八重、中島H、平山、内山、栗崎、西川A、西川I、平田T、平田S、中村E、戸村  計15名