第1865例会 長崎県500m以上の山

舞岳・大峯

田尻 S

10月20日(日)
【大峯(507m)】
9時10分にふれあい渓流公園の駐車場を出発する。
農道か林道か良く分からないアスファルト道路を渓流沿いに行くと、岩戸神社の前を通り開けた畑地に出る。ここで初めて大峯の山を見るが緩やかなお椀を伏せた杉山にしか見えない。
先に下見に訪れた時、農作業に来ていた人に大峯への道を尋ねると、そこ(大峯)には道もないし行った事も無いとの返事、地図にも道は無く山座同定での読図しかない様だ。
ブルで押した古く荒れた林道跡を行き、地図にある林道交差点に出て一安心。
更に地図通りに進んでいくと切り開きの跡も生々しい林道に出る。無論地図には無い道である。
見当を付け新しい林道を行くと、地図で読んだ尾根と思われる所に出て、その尾根を登る。
見通しの良い灌木帯を登り頂上(507m)に10時40分着く。
三角点は有るものの標識は無く、用意した「大峯」(NAC)の標識を「長崎県500m以上の山」シリーズで初めて設置する。
頂上から南に下り林道に出る。
頂上までの登り下りの前後30分位は古いテープもあり、まったく忘れられた山ではないらしい。
帰り路は林道交差点まで出て登って来た道を復路とする。渓流公園の駐車場に12時30分に着く。
行動時間3時間20分
コースタイム(大峯):
ふれあい渓流公園9:10~10:05林道交差点10:15~10:40大峯山頂10:55~林道交差点11:20~12:30ふれあい渓流公園着


【舞岳(703m)】
大峯を済ませた後、渓流公園より舞岳登山口迄移動し、舞岳山荘の駐車場に車を置き今日2座目の「500m以上の山」を目指す。
舞岳は、有明町が平成8年8月8日8時8分に開通させた、頂上まで8888段の自然遊歩道である。
我々は8には何の拘りも無く登山口を13時10分に出発する。
階段と聞けば石段を想像するが、この遊歩道は山頂に至る山道に丸太を置いて階段を作り8888段に仕上げたもので、勾配も段差、踏みづらもバラバラであり、その分変化に富んでいると言える。
杉林の中をひたすら登り、展望はなく僅かに1111段、2222段、3333段・・・8888段の
刻み標識で今自分がどこに居るのかが判る。8888段めが正しく頂上(703m)である。
頂上で有明海、平成新山、眉山の展望を楽しみ、下りは8888段、7777段、6666段・・・・と無意識のうちに数え、15時40分に登山口に帰る。  
行動時間3時間15分
(番外)山帰りの温泉は瑞穂町の「千年の湯」であった。外観の味気ないコンクリートに比べ、温泉は海辺らしく少ししょっぱいがなかなか良い。入浴客も多くなく、露天風呂からは五家原岳をはじめとする多良山系が見え、湯上がりの海岸からは、今、沈まんとする夕陽が美しかった。
コースタイム:(舞岳)
舞岳登山口発13:00~14:20舞岳14:45~15:40舞岳登山口着
参加者:
CL:田尻S、山上、東、中島H、内山、金木、西川A、西川I、中村E   計9名