第1844例会 雲仙ヒカゲツツジ

栗崎

 昨年雨の為、中止になった例会。「県岳連登山大会」と日時がダブっていましたが、「花の季節は待ったなし!」と判断し実行しました。
去年晴天の5月14日(月) 暇な北部3Bが西川A氏に運転手をお願いして霧氷沢できれいなヒカゲツツジを見ることが出来ました。今年は暖かい日が続いたので、もう終わっているかと心配でした。
 5月12日(日) 晴
 唐比の旬屋前のファミマに8時半、4台の車(16名)が集合。新人さんの紹介もかねて、全員で自己紹介の後出発。
 9時30分、仁田峠から元気組7名とゆっくり組9名に分かれて歩き始めました。
仁田峠はミヤマキリシマが六分咲き位できれい!!期待してなかったので、得した気分。観光客も徐々に増えていて、登山の人も多そう。今日は団体組(私達も含めて)が多い。
 妙見岳への登りでは時々道を譲りながら、又、開けた所では下界を見下ろしながらゆっくり登ります。

ヤマグルマ
10時15分妙見神社で先発隊と合流。小休止の後、国見別れからの急坂を鬼人谷口へと足元の丸太に注意して下ります。
 鬼人谷口から平成新山への新道に入ります。
新道の道の両端に山野草がたくさんありました。黄色い可憐な花はツルキンバイのようです。黄色と白のネコノメソウやスミレ等々、足元には白いオオカメノキの花びらが散っていて楽しく歩きました。
風穴で涼風を感じた後、11時50分立岩の峰に到着。先発隊は食事もとらずに待っていてくれました。「先に昼食にしていいよ」との田尻Hさんのコールも電波が届かなかったようです。
ここは大勢の人で混雑(珍しく若者グループも居た)。
平成新山の岩だらけの山肌を横目に、日陰が全くない暑い中での昼食タイム。
 団体さんの出発を見送って、時間をあけて霧氷沢へ向かう。途中岩に沢山のヒカゲツツジを発見。

ホソバノアマナ:長崎県絶滅危惧種
ちょうど見頃で歓声を上げながら、霧氷沢へ下る。条件の悪い岩に、びっしりとクリーム色の花のシャクナゲに似た葉がついていた。
人も少ないのでゆっくりとしばしの写真タイム。目的が果たせて、リーダーとしては本当にホッと安心の光景でした。
 12時50分ここからは一息で普賢岳頂上。多くの人で混雑していたので頂上にタッチしてすぐ下山。
長崎東公民館の登山教室の30人のメンバーに温泉の予定を尋ねたら青雲荘に行く由。混雑が予想されるので、私たちは他の所にしようということに。
 下山は早い!普賢岳から真っすぐ下り、13時30分紅葉茶屋へ。
13時50分あざみ谷から14時15分仁田峠着。
ソフトクリームを買おうとしたけど、行列で断念。それぞれの車で小浜の望洋荘へ向かい入浴。
混んでなくて16時ここで解散。楽しい一日でした。
ちなみに望洋荘は以前は宿泊もできたけれど、今は入浴だけだそうです。
 車の運転をしてくださった方々ありがとうございました。
コースタイム:
仁田峠9:30~妙見神社10:15~国見分れ11:00~11:50立岩の峰(昼食)12:20~霧氷沢~普賢岳13:00~紅葉茶屋13:50~あざみ谷~仁田峠14:15
参加者:
ゆっくり組:CL:川口A、SL:栗崎、田尻H、中島H、平田S、東T、内山、石田、平山
元気組:田尻S、平田T、川崎、金木、碇、佐々木、川口T    計 16名