第1830例会 長崎県500m以上の山

①鉢巻山・吾妻岳・鳥甲山

田尻 S

新企画の「長崎県500m以上の山」の第1回目として田代原の北側に連なる、鉢巻山・吾妻岳・鳥甲山を「500m以上の山」として選んだが、結果的には時間の都合で鉢巻山と吾妻岳の2座となった。
2月4日(月) 晴
例会予定日の3日(日曜日)はあいにくの雨で、普通であれば例会中止であるが、「500m以上の山」初回であり翌4日に順延した。

吾妻岳三角点
田代原の駐車場に着く頃は天気ほぼ快晴で順延の甲斐あり正解である。
田代原を10時頃に出発し、まず吾妻岳を目指し、自然歩道の分岐である登山口より登る。
5分も行くと馬頭観音堂があり、近郊の畜産農家の信仰が厚い様だ。50分程で吾妻岳頂上(870m)へ着く。
頂上では三角点にタッチのみで吾妻観音へ寄り、鉢巻山へと続く細道に入る。

鉢巻山三角点
ここからの下り道は踏みあとも明瞭とは言い難く、道にかかる低木も冬枯れの今はさほどでは無いが、此れが夏となれば、藪漕ぎを強いられそうで通る気はしないだろう。
踏みあとが薄くなり、濃ゆくなりで頼りは先人のテープのみ。そのテープも見失う事もあり2度ほど迷い、程なく吾妻岳と鉢巻山の鞍部に着き、ここで昼食とする。
鞍部からは薄い踏み跡とテープのみが頼りの急登となり、行きつ戻りつしながら初の鉢巻山山頂(638m)に着く。
展望はなく少し地味。頂上より西側へ割りにしっかりした道があり「牧場の里あづま」へと続くらしい、鉢巻山だけならこの道が良いかもしれない。
【鉢巻山山頂】
山頂で記念撮影し往路をテープを頼りに下るが、やはり1回迷う。
鞍部に戻り、此処より東北方位にトラバース気味に下り九州自然歩道に出会う。
緩やかな登り坂や、階段状の苔むした九州自然歩道を1時間以上歩き田代原へ戻る。
駐車場で、温泉に行く人、そのまま帰る人あり現地解散とする。
第1回目の「長崎県500m以上の山」に参加された皆様お疲れ様でした。
コースタイム:
田代原駐車場10:00発~吾妻岳頂上10:50~鞍部12:00(昼食)12:50~13:30鉢巻山(記念撮影)
13:45~鞍部14:20~九州自然歩道出合14:45~田代原16:00 所要時間6時間
参加者:CL: 田尻S、SL: 田尻H、東T、吉村、石川S、金木、大塚、西川A、西川I、木場、江口 計11名
       会員外1名