第1812例会 沢登り(銀鈴渓)

窪田

 8月19日(日) 昨年のリベンジを果たすべく、今年も多良山系・銀鈴渓での沢登りを計画した。参加者は9名。
 今年は猛暑のうえ梅雨明け以降は雨がほとんど降っておらず、沢の水量がかなり減っているのではと心配したが、例年とあまり変わりない水量で安心した。(昨年が多過ぎたのだ!)
 8:30頃に轟の滝横の管理棟前で管理費300円を支払う。もう少し早く着くと集金人がいないだろう。
朝早いため駐車場がガラガラで、ちょっと前に着いた倉嶋車のみ。このガラガラ状態が暑くなって昼になると涼みに来た親子連れやバーベキューの若者の車で一杯になる。
 沢靴・わらじ・ハーネス等々を各自装着し9:00入渓。
早朝とはいえ蒸し暑い駐車場から一気に涼しくなる、というより水につかると寒い。
しばらく進むと10分もしないうちに早速一つ目の釜が待ち受けている。ここはひるむことなく、釜の右壁をつかんで泳ぎながらクリヤ。沢水が冷たく身体が凍える。
 また30分ほど行くと昨年リタイヤ続出の最大の難関の大釜にかかる。
トップを行かせてもらい、いつものように釜の右側の岩をつかみながら流されないように泳ぎ、滝の右壁基部に取り付いて攀る。ここはワーワー言いながら全員が登り上がるのに1時間以上かかった。ある人は釜の水流に流され、ある人は壁に行く手を阻まれ、リタイヤ寸前まで行った人も何人かいたが、気力で何とか全員完登。昨年のリベンジを果たすことができた。大変お疲れ様でした。
 この最大の難所を攻略すればしめたもの。あとはいくつもの大釜・小釜、滝を嬉々として乗り越え、橋の手前で終了とした。(14:30頃)
 銀鈴渓は長崎市内からも比較的近距離でアクセスが良い上に、釜のスケールが大きくて暑い夏に泳ぐのにはもってこいの沢である。
浮き袋と防水袋を兼ねたパッキングには長崎市指定のゴミ袋を使ったが、あまりにも気密性が低く参りました。
泳いでいる最中に空気が抜けて袋がしぼみ、身体が沈みかけあわやおぼれそうになった。来年は手抜きをせず、きちんとしたビニール袋を用意したい。
コースタイム:
8:30轟渓谷駐車場集合、9:00入渓~15:00駐車場に戻る
参加者:
CL:三田T、SL:窪田、田尻S、金木、大塚、東T、倉嶋C、今泉、吉村 計9名