第1811例会 山の日(多良山系)

三田 T

8月11日(土)
 今年で3回目となる山の日の県岳連主催の一斉登山は多良山系で行われた。
 例会として初めて組み入れたことと、記念品にTシャツが配布される効果もあってか、当会からは23名の大人数の参加となった。
 2年前と同じく国立諫早青少年自然の家に8時30分に8台の車が一旦集合し、登山口近くの駐車スペースまで移動した後、山上さん指導による準備運動で体をほぐし、9時過ぎに出発。
沢沿いの登山道をゆっくり登る。蒸し暑く、各自持参のうちわが活躍する。おまけにアブもブンブン飛んできて、大町さんが持ってきたハエたたきも活躍する。
金泉寺には50分ほどで着き、ここで12時の記念行事までゆっくりする組と多良岳山頂を往復する組に分かれ、さらに多良岳では直接金泉寺に戻る組と、前岳まで足を延ばし六体地蔵経由で金泉寺に戻る組に分かれる。
六体地蔵経由組も11時35分には金泉寺に戻り、記念行事まで時間があるので弁当タイムとする。
各山岳会も集まってきており、久しぶりに会う面々としばし歓談。事務局によれば、今年は110名参加とのことだそう。
そうこうするうちに県岳連の古川会長の挨拶が始まり、山の恩恵に感謝の万歳三唱後、県岳連旗と日本山岳・スポーツクライミング協会旗をバックに集合写真をパチリ。
記念Tシャツをありがたくいただいた後、金泉寺を後にして13時に車に戻り解散とする。
 古川県岳連会長が挨拶の中で触れておられたが、昨年度の山岳遭難件数は統計を取り始めて以来過去最高であり、その原因としては道迷いが最も多く、次いで滑落、転倒の順となっている。
また、遭難者のうち40歳以上が78%、60歳以上が51%と中高年の割合が高くなっている。
 会としても事故なく、楽しく山の恩恵を享受できるよう、引き続き安全登山の普及・実践に努めて行きたいと改めて感じた次第である。

参加者:
CL: 三田T、SL: 大塚、山上、東T、田尻S、田尻H、峯、石川S、倉嶋T、倉嶋C、吉村、西川A、西川I、平田T、川口T、川口A、中島H、中村E、平山、金木、栗崎、大町 計22名 会員外1名