第1796例会 多良山系

マンサク・ボッカトレ山行

三田 T

マンサク・ボッカトレ隊
 3月18日(日)高速今村PAに7時30分前に車4台で集合。
今回は大払谷から経ケ岳経由のボッカ組7名と中山越経由のゆっくり組4名の2パーティに分けて歩くことにする。
私自身は最近長崎市近郊ばかりでボッカトレをやっているので、多良山系に入るのはなんと5年ぶり、八丁谷の駐車場には新しいトイレもありびっくりである。
駐車場はマンサクの時期とあってほぼ満車状態。
 準備体操の後、8時10分に歩き始め、ボッカ組は八丁小屋の横から大払谷に入る。
20キロ超の歩荷で久しぶりの大払谷はやはりきつい。今年1月の菜の花マラソン以降、膝の調子が悪く、ストックを使って登ったがかえってバランスが悪くなり、途中で使うのをやめてしまう。
つげ尾で小休止後、経ケ岳には10時25分着。倉嶋さんお手製の行動食を有難くいただく。
ボッカ隊経ケ岳
他のグループも10人程度おり、賑やかな山頂である。
ちょうど一週間前の3月11日に300名山挑戦中の田中陽希氏がここ経ケ岳と、前日の3月10日には多良岳に足跡を踏んでいるとのこと。
 いつもなら中山越から少し下ったところで昼食とするが、今回はゆっくり組と金泉寺で合流し、お昼を食べることとしているので先を急いだが、金泉寺には12時50分に着き、待ちくたびれたゆっくり組(金泉寺には11時30分着)の弁当はすでにお腹の中にあった。
外は結構冷えていたので、薪ストーブで暖かい山小屋の中に入り、我々も昼食タイム。
その間、ゆっくり組は一足先に多良岳を目指し、我々も遅れて出発する。
 多良岳山頂では祠のすぐ横のマンサクが見事に咲いており、写真にパチリと収める。
ただ、年によって咲く場所が違うのか、5年前に咲いていた頂上直下のマンサクは咲いていなかった。
 金泉寺に戻り、全員集合して記念撮影後、西野越経由で下山する。
途中、東さんがスリップし、それを助けようとした平田(T)さんもスリップしたそうだがいずれも大事に至らずホッとするが、リーダーと後続の東さん達との距離が離れていたことを反省。
なお、落ち葉等もありボッカでの下りは、重荷で体のコントロールが効きにくくなるのでご用心を。(後日、東さんは怪我をしていることが判明)
 金泉寺でゆっくりしたこともあって、駐車場には16時28分着。
温泉組、直帰組と分かれ解散とする。天気もまあまあで、お目当てのマンサクも見ごろであり、自分的には少々足に不安を残したが、春山へ向けたボッカトレも何とかこなすことができていい山行であった。

 

田尻 S

マンサク・ボッカ ゆつくり隊
3月11日(日)
 春の白馬岳の主稜線と大雪渓に別れての雪山を計画しており、その準備としてのトレーニングであるが、今は早春の先駆けマンサクも見ごろ、汗と花の組み合わせの2組となる。
林道脇の駐車場で7名のボッカ隊と別れ、我々ゆっくり隊4名は八丁谷経由で中山越に登り、金泉寺でボッカ隊と合流する予定である。
小さな渓流を2つほど渡りウナギテ沢の谷筋に入る。これより中山越までは約1時間の登りである。
途中、林の中に水場があるので、そこでの休憩を予定していたが、どうした訳か見つける事が出来ず一気に登ってしまった。ウ〜ンどこで見落としたか、次回は見つけねば。
長崎・佐賀の県境の縦走路を笹ヶ岳の鞍部まで行き、最初のマンサクを見る。マンサクの木が大きく成長して、見上げる先に花があり、予想通りの開花で満足する。
金泉寺までの山道では西岳北面に苔生した大きな岩の連続地帯があり、足元が悪いこと夥しい。
そこでルートを変更し北面の少し手前で西岳への直登ルートを登る。このルート結構な急坂でグイグイ高度を稼ぐ。
西岳山頂で一服し、なだらかで気持の良い尾根を歩いて11時45分頃金泉寺に着く。
ここでボッカ隊を待ち、昼食を一緒に食べる予定であったが、ボッカ隊の到着が遅れそうなので早めに昼食を小屋の中で済ます。
その後ゆっくり隊4名とボッカ隊2名で多良岳山頂に登る。山頂でのマンサクは枝ぶりが良く丁度目の高さに花がある。
マンサクを堪能し下っていると、登ってくるボッカ隊2名と会うが、彼ら曰く「もう頂上は何回も行ったけん、もうよかばい」と一緒に戻る。
下山はボッカ隊、ゆっくり隊ともユックリ下り、16時過ぎ駐車場に着き、解散となる。

コースタイム:
ボッカ隊:
今村PA発7:25〜八丁谷駐車場8:00着、駐車場発8:10〜つげ尾9:45〜経ケ岳10:25〜中山越11:56〜金泉寺12:50、昼食後多良岳着14:00〜金泉寺発14:30〜八丁谷駐車場着16:28
ゆっくり隊:
駐車場発8:10〜10:00中山越10:10〜11:10西岳山頂〜11:45金泉寺12:50〜13:30多良岳山頂13:35〜14:00金泉寺 以下ボッカ隊と同じ
参加者:
CL:三田T、東、金木、倉嶋C、大塚、平田T、峯 (ボッカ組)
 田尻S、西川A、中村E、平田S (ゆっくり組)
計11名