第1790例会 由布岳

田尻 S

 平成28年(2016年)4月14日から4月16日に起きた熊本地震は熊本市と周辺のみならず阿蘇地方、大分県と被害は拡大し、当然山体を揺さぶられた由布岳、鶴見岳も影響を受けその後登山禁止となった。
 山岳会は1717例会「由布岳、鶴見岳」を4月17日と予定していが、地震の影響を諸に受け中止となる。あれから2年、久し振りの由布岳登山となる。
1月28日(日)
 今回の交通手段は、だんだん定着しているマイクロバスでの往復とする。
6時半に長崎駅前を出発し、北部経由で参加者をピックアップ、バイパス多良見で最後の窪田君を乗せて一路由布岳登山口を目指す。
 登山口一帯は寒波の影響で積雪が見られる。アイゼンなしでも歩行可能であるが、先ではアイゼン装着も必要となるので、屋根のある登山口の休憩所でアイゼンを着ける。服装は冬山モードである。
 20名の大人数なので、体力差を考えA隊(元気組)とB隊(ゆっくり組)に別れる。
 A隊6人が先行し合野越〜マタエと高度を上げる。マタエに着くと吹上の風が強く、西峰、東峰ともガスの中である。
 東峰までは薄い積雪の下がガチガチに凍っており、アイゼンの爪を立てながら慎重に登る。
頂上での温度計は-5℃を指しており、風を加味した体感温度は-10℃以下だろうか?
 下りはマタエで風よけし、一息ついて出発する。
合野越で、マタエまで行ったB隊の8人と合流する。他の5人はそれぞれ先に下り、バスで待っている。

 登山口に着いた時点で集合写真を撮り、例会の体をなす。
 帰りはお楽しみの温泉、由布郷館の温泉で身体の芯まで温まり、保養施設巡り例会の話に花が咲く。
 長崎までのバスの中では運転手さんに感謝しつつ、アルコールで再度身体の芯と脳ミソまで温まる。
19時半頃長崎着。お疲れ様でした。良い山行と良い温泉でした。
コースタイム:
長崎駅前発6:30=由布岳登山口着9:45 登山口発10:10〜合野越10:50〜マタエ12:20〜12:40由布岳頂上12:50〜マタエ13:00〜合野越14:00〜由布岳登山口着14:30=由布郷館入浴=19:30長崎着

参加者:
CL:田尻S、SL:西川A、西川I、山上、栗崎、中島H、中島Y、金木、窪田、中村E、川口T、内山、倉嶋C、三田T、大塚、平田T、峯、碇、田尻 H    計19名 会員外1名