第1789例会 長崎港一周 @

西川 A

「長崎港一周」の例会は2009年、2014年に続き今回で3回目である。
「五輪と同様4年に1回くらいはやりたいね」ということで、全体会議で提案させて頂いたが、このコースは長崎らしさが満喫できる変化のある面白いコースである。
又、時間(年数)を置いて同一コースを歩くことは、体力と記憶力の測定にもなると思っている。
 スタートの第1回は1月14日(日)に実施した。
天候曇り。風無く、たいして寒くも無い。参加者8名。
3日前からの降雪の影響が心配されたがトラブルも無く全員元気に完歩、計画通りに無事に終えることが出来た。
 9:00虹ヶ丘バス停に集合、9:05出発、いきなりの急な階段登りは避けて緩やかな坂道をゆっくり歩くことで準備体操を兼ねる。岩屋神社からは谷沿いの道を直登。
 雪が残り滑りやすい石ころの道をゆっくり慎重に登り、岩屋山頂(475m)には10:20着。
全員写真撮影後、小江原方面へ下るが、歩きにくい小江原池までの直下降コースは避けて自然歩道沿いの緩やかな道を歩くことにした。
 時間は要したが疲れもなく結果的にはこれは正解。
長崎北高校横のコンビニ前で休憩後団地内を歩き稲佐山登り口には12:01着。
過去2回、民家の犬から激しく吠えられた記憶があるが、時の流れか今は犬もいないようで静かなもの。
雪が残る足場のよくない坂をダラダラ登りして12:20道沿いで昼食とする。
昼食後は尾根沿いに檜の防火帯や雑木林の中のアップダウンを約1時間強繰り返し、稲佐山公園展望台(288m)に到着、ここでは主として南西方向の島々を眺め、それぞれの名称を確認。
 その後、駐車場を経由し稲佐山山頂(333m)で山頂の三等三角点を確認した後、「長崎港一周コースの全容復習」のため観光客で賑わう展望台へ上がり、ここから東南・東北方向の山座同定を試みる。
残念ながら視界イマイチであったが、当会4代目の山口貞雄会長(会長職1949年〜58年、58年逝去)が1955年(昭和30年)頃作製されたという「稲佐岳円望図」を拡げ照合する。
 図面には初めて聞くような山名も掲載されており、今更ながらその精度の高さ、出来栄えに感嘆する。
この文化遺産ともいえる円望図には「稲佐山からぐるり眺める昭和30年代の長崎、その山々と島の姿」のタイトルがついており、解説の山口広助氏による当会の簡単な歴史も記載されている。
改めて、伝統ある当会の歴史を再認識するとともに、図面製作に情熱・労力を傾注された先輩達のご尽力に頭の下がる思いがした。
この図面、視界の良い時にこの地点からゆっくりと照合をしてみたいと思っている。
 その後、展望台から大谷口へ降りてゴールの老人福祉施設「シンフォニー稲佐の森」には15:30到着。ここで解散とした。
所要時間6時間20分(歩行時間は5時間弱)、歩行距離は約13km、小生万歩計の歩数は18000歩、ゆっくりペースで時間はかかったが、過去2回の経験を活かし緩やかなコースを採ったため疲れはさほど感じなかった。
尚、この「長崎港一周例会」は4月まで毎月1回合計4回で計画しているが、第3回例会が距離的にハードなため回数を1回増やし、5回で歩くことに変更したいと考えています。(詳細は後日提案)
次回、第2回は2/18(日)に実施です。
今回のゴール地より天門峰、女神大橋を渡り大久保山を目指します。ゆっくりペースです。多くの皆様の参加を歓迎します。
コースタイム:
虹ヶ丘バス停出発9:05〜岩屋神社9:20〜10:20岩屋山頂10:33〜11:34北高横コンビニ前11:45〜稲佐山登り口12:01〜12:20山道沿いで昼食12:50〜14:08稲佐山公園展望台14:18〜14:45稲佐山頂・展望台15:08〜シンフォニー稲佐の森・WACセンターバス停着15:30ここで解散。

参加者:
CL:西川A、SL:山上、田尻S、金木、峯、中島H、田尻H、西川I  計8名