第1786例会 鬼ノ鼻山、聖岳

金木

12月17日(日)
 鬼ノ鼻山(435m)、聖岳(420m)は低山ではあるが晴れると天山、多良山系、遠くは雲仙岳、有明海、佐賀平野と大変景色の良い山である。
 今村PAに集合した時は雲仙岳も良く見えて天気は上々と思っていたが、武雄北方インターを降りて少し走るといきなり吹雪。
 多久聖廟を通過して鬼ノ鼻山憩の森駐車場に着く。この頃になると吹雪も止み、目の前に天山が大きくそびえる。おのおの体操をして出発。この辺りはきれいに整備されている。
 15分で鬼ノ鼻山に着いた。鬼の顔をした展望台に登ってみる。
周りにさえぎる物がなく、天山、多久がよく見える。これより稜線伝いに歩いて行く。
尾根の両側は針葉樹林帯となっており、防火帯も兼ねているようだ。視界は良くない。
クヌギの群生林を抜けて舗装された林道に出た。5〜6分坂を登った所が聖岳である。
 頂上には弁才天が祀られている。ここの弁財天は二臂(にひ)弁才天(べんざいてん)、芸能、商売の神様である。
又、八臂(はっぴ)弁才天(べんざいてん)は八本の手に剣や弓、矢、玉を持った戦闘の神様。
又、海の神、水の神として海や川の側に祀られている。山の上にあるのは、川が氾濫する為にここに上げられたのだと思う。江ノ島、竹生島、宮島は日本三弁才天として有名。
 この展望台からは、教科書にある地図を見ているようで、湾曲した六角川、農業県の溜池、多良岳、雲仙岳、有明海、レンコンで有名な白石平野、晴れて大変眺望が良かった。
 帰りは同じ道を引き返す。途中、三角点はわからなかったが福寿山の右の林の中に弁才天が祀られているのを発見。
 鬼ノ鼻山の手前から右折して、林道に出る。そして駐車場手前の休憩所の陽のあたる所で昼食とする。
 帰りは多久聖廟に寄る。ここは江戸中期、儒学を広めた学問所である。
日本三聖廟の一つで一度は訪れたが良いと思う。
 そして大町温泉「ひじり乃湯」に入り、木場PAで解散とした。
コースタイム:
鬼ノ鼻山憩の森駐車場9:15〜鬼ノ鼻山9:30〜10:45聖岳11:00〜駐車場(昼食)11:50
参加者:
CL:金木、SL:倉嶋C、田尻S、田尻H、栗崎、西川A、西川I、大塚、峯  計9名