第1770例会 多良岳〜帆柱岳

           

田尻 H

7月16日(日)晴
 まだ梅雨が明けていないが、今年の梅雨は山屋にとっては嬉しい事に、雨が少ないというか降らない。雨の心配が無く歩けるのは嬉しい。
9時、「国立諫早青少年自然の家」前の道路に車6台11名が集合し、トイレを借り、その後多良岳横断道路を金泉寺登山口まで。下山した時の為に3台の車を置き、3台の車で帆柱岳登山口へ移動、路肩に駐車する。
例会案内では「多良岳〜帆柱岳」としていたが、帆柱岳から多良岳に向って歩く事にする。
あまり歩かれていない登山道を草を掻き分け、三叉路まで。ここから帆柱岳(742m)を往復。
山頂には4等三角点がひっそりとあり、今日の1ピーク制覇。三叉路まで戻り、2つ目のピーク一ノ宮岳(827m)へ。ここには鳥居と祠があり、お供え物がしてあった。
3つ目のピーク黒木岳(881m)へは多良岳への縦走路の途中から尾根へ上がり、ひと登り。雑木の中の頂上らしくない頂上で昼食にする。
本多良と言われる前岳への道は急登で、理香さん曰く、「以前はお猿のようになって下りました!!」と。
この辺りから前岳への道は、ここまでの特徴のない登山道と違って、木々や岩の様子が山らしく気持ちの良い風景になり、時折吹く風も気持ちが良い。
黒木岳〜一ノ宮岳、まして往復しなければいけない帆柱岳へ、なかなか歩かない理由が分かった気がした。いや、皆が歩かないから良い道にならないのか??
4つ目のピーク前岳(983m)では福岡から来たという2人の山ガール(若い)と会う。
鬼の岩屋や座禅岩を楽しみながら歩くと、途中にはヤマアジサイの見事な群落が、登山道下の斜面まで広がっている。
多良岳(983m)まで来ると、多くの登山者で賑わっている。これで今日は5つのピークを踏む。4時間コースでこれはなかなか効率が良い。
金泉寺まで下りると冷たい水が待っている。やはり帆柱岳からこちらに歩いて来て良かった。
この暑い季節は冷たい水が何よりの御褒美。
後はちょっと滑りやすい道を登山口まで20分。車を回収に行き、諫早本野の「和スパ」で汗を流し長崎に帰る。
*報告書を書くにあたり標高を調べると、太良町のホームページに、国見岳996m、多良岳983m、前岳983mとなっている。前岳が一番高いと思っていたのでちょっとびっくり。
コースタイム:
諫早青少年自然の家9:00=9:20金泉寺登山口9:25=9:35帆柱岳登山口9:45〜10:05帆柱岳10:10〜10:55一ノ宮岳11:00〜11:15黒木岳11:45〜12:30前岳12:40〜13:10多良岳13:30〜13:50金泉寺14:05〜14:25金泉寺登山

参加者:
CL:田尻H、SL:田尻S、平田T、平田S、福田、萩原、中島H、大塚、坂口、川口T、川口A  計11名