第1766例会 長崎半島横断B

    

岳路〜秋葉山

西川 A

 長崎半島横断B(最終回)は、長崎湾側の岳路から秋葉山・熊ノ岳に登り、天草灘側の川原に出るコース。この秋葉山→熊ノ岳は例会実績もあり、容易に縦走できると目論んでいたが、道迷いで時間を取られてしまい半島横断は出来ず、残念な結果となった。
 5月28日(日)天候晴れ。参加者8名。9時50分岳路海水浴場バス停出発としていたがCL、SL遅刻により20分遅れのスタートとなった。(これが間違いの始まり)
 バス停脇の登山道から雑木林に入り、テープを頼りに急勾配の尾根道を登り、秋葉山山頂( 254m)には11:10着。ここで全員写真撮影。
少し下ったところに秋葉神社があり拝観。社殿の中は何も無く、奥のガラス戸越に石灯篭が見える珍しい構造。秋葉神社は「火の神・秋葉神」が祀られており、火の災いを避けるために多くの人に信仰されているそうだ。
ここから神社の長い階段を下り熊ノ岳を目指すが、スタート遅れの時間を取り戻そうと通常ルートではなく、高低差の少ない初めてのコースを選んだ。が、結果的にこれが混乱(道迷いによる時間ロス発生)の因となった。
 コースに確信が持てないまま農道や林道を約50分歩き、林道の脇で昼食。
その後、GPSで現在地と熊ノ岳方面の位置を確認しながら前進するが、目安となるものが少なく苦労する。
雑木林や藪の中、農道を歩きまわり漸く1時間後に「みさき道」に出て、一安心。ここから徳道の自転車道方向に下り、14:10に自転車道に入る。
この地点で熊ノ岳登山(半島横断)は時間オーバーのため断念、長崎湾側の「以下宿」に下ることにした。
以下宿へは、舗装道路を約1時間歩き15:05に夫婦岩のあるバス停に到着、例会解散とした。
行動時間5時間、歩数約16000歩。スタート岳路、ゴールは以下宿で、秋葉山に登っただけで目的の半島横断は実現出来ず。
コースを甘くみたのが失敗で、参加メンバーには迷惑をかけ反省しているが、好天・薫風、緑がいっぱいで、枇杷が実るこの時期の半島の季節感を味わえたのは、よかったと思っている。
コースタイム:
岳路海水浴場入口バス停発10:10〜11:10秋葉山11:15〜12:08林道で昼食12:42〜13:50みさき道を確認〜14:10自転車道〜14:25みさき道標識確認〜以下宿バス停15:05着
参加者:
 CL:山上、SL:西川A、田尻H、福田、栗崎、田尻S、中島H、中村E  計8名 
<補足>
長崎半島横断は3月から5月まで、3回シリーズで、
@高浜―殿隠山―亜熱帯植物園
A深堀―城山―千々峠―為石 
B岳路―秋葉山―以下宿のコースを総勢( 延べ)30名で歩いた。
自然と景観に恵まれ、変化に富んだ長崎半島の良さを再認識するとともに、林道・農道・登山道が交錯する里山歩きの難しさも実感した山行であった。