第1764例会 天草観海アルプス

西川 I

 5月6日(土)
 車3台で口之津港から9:30のフェリーに乗船、天草の鬼池港へは30分で着く。「採れたて市場」で夕食の新鮮食材を、買い足して太郎丸駐車場に向かった。
 軽く体操をして出発。参加者10名。いつもと違うのは可愛いい会員外の参加があったこと。
まず、「太郎丸嶽」に登り、分岐に戻ったところで、4名が登山口に戻り「次郎丸嶽」には6名が登る。
次郎丸嶽は眺望もよく、トップロープで登る緩やかな大岩、見下ろすと目がくらみそうになる岩もある。
「次郎丸に先に登れば より大きな感動を味わってもらえたのに」が大塚CLの反省のようでした。
下って、水と行動食を補充、白嶽キャンプ場へ向かった。常設テント3張が今夜の宿。
中島シェフの「きのこ汁」が、メインデイッシュ。サラダと天草のカマボコ等を肴にビールで乾杯。疲れが吹きとぶ一瞬でした。
 翌7日は白嶽キャンプ場を7時に出発。
全員で白嶽展望台まで登り、春霞の天草の海を眺めて下る。ここからは個別行動となる。
小4の羽菜ちゃんを福岡に送る川口夫妻と別れ「高舞登山(たかぶとやま)」まで縦走する4名(大塚、栗崎、中島、西川I)は北上開始。

Aコース

 縦走路は、まわりの木も育ちトンネルのように登山道をおおって涼しい。
木々のトンネルが切れたところに、山つつじが度々顔を見せ喜ばせた。
7年前縦走時に違和感を覚えた土管の灰皿は、今回は一本も無かった。禁煙浸透、時代の流れでしょう。
「蕗嶽(つわだけ)」周辺では鉄塔の下にわらびが一杯。とたんに、主婦に戻り「山菜おこわ用」にとたくさん持ち帰った。

蕗嶽(つわだけ)

阿岳
「金比羅山」の神社は最近補修したらしく少し新しい。「阿岳」では、ようやく開けて海も見えてくる。これぞ「観海アルプス」。
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砂岩の山で、風が強いのか大きな木は無い。ここでわずかな日陰を見つけて昼食。高舞登山へはほぼ予定の時刻に到着。
 お迎えメンバー3名と合流(2人は「千巌山」、ひとりは「倉岳」へ登った由)展望台から天草松島の美しい眺めを満喫。
写真撮影後、帰りは温泉に入って、松橋ICから昨年の地震後ようやく復旧した益城付近の高速道を通って長崎に帰った。


Bコース (車で行けるお手軽絶景スポットめぐり)

内山

 Aコースメンバーと白嶽キャンプ場で別れ、川口家3人と田尻さんと5人、キャンプ場下方の湿地帯の木道を歩く。
「マムシが出るよ」の注意喚起が発せられ、じっくり観察しようなど気も失せ、珍しい植物や、昆虫などもいたのだろうがお目にかかることはなく一回りして、車で移動。
空き地に車を置き、5分ほど登ったところで大きな石積みの古代遺跡ドルメン到着。
石積みに登り記念撮影後、近くのストーンサークルも見て、しばし古代ロマンに浸る? 近道を降りたAさん、車を回送してもらう束の間に、ワラビ狩りもされたのでした。
次に高舞登山駐車場へ到着。5分くらいで展望台着。黄砂の影響か、少しかすんでいた。
箱庭のように美しくレイアウトされた青い海と緑の島々、天下の名園と言われている天草松島の風景を堪能した。
次に千巌山Pへ到着。歩き疲れたのかお休みになったお孫さんと、Tさんを残し、3人で10分ほど登り展望台着。
天草郎時貞が天草の乱勃発の際祝宴を張ったとされ座った岩もあった。
駐車場に戻り、ここで福岡にお孫さんを送って行かれる川口家とお別れし、Aコース組のO+3Bと西川さんと落ち合うため、再び田尻さんと二人高舞登山へ戻った。
展望所でお昼を済ませ、ほどなく全員と再会する。
田尻さんと静かに待っていたが、戻ってこられた3B間でバトルが起こる。
眼下に見える島の一部が、エビの養殖場だ、いや塩田だ、で賑やかな場に一変したが、スマホで検索。一件落着したところで下山、スパタラソへと向かい、計画より早い解散となりました。
コースタイム:
5月6日(土)
口之津港9:30〜鬼池港10:00着〜11:00採れたて市場〜太郎丸駐車場12:00−太郎丸・次郎丸嶽15:20〜16:00白嶽キャンプ場
5月7日(日)Aコース縦走組
白嶽キャンプ場7:00〜白嶽〜白嶽キャンプ場7:50〜ここで 一次解散式〜展望岩8:00〜蕗岳8:45〜金比羅山10:20〜阿岳10:55(昼食)11:30〜12:20高舞登山12:40〜13:20温泉〜松橋IC〜長崎
参加者:
CL:大塚、SL:田尻H、川口T、川口A、内山、中島H、栗崎、西川A、西川I  計9名 会員外1名