第1751例会 普賢岳霧氷

倉嶋 C

1月29日(日)
この時期の雲仙へ霧氷を期待して例会を企画した。例会数日前まではいい感じで冷え込んでいて霧氷が期待された。
参加者も19人と予想を上回るほどの申し込みがあり嬉しかった。
ところが、当日はこの時期にしては気持ち悪いくらいの暖かさ。下界では気温が17℃になるという予報が出ていた。おまけに天気も下り坂で午後からは雨の予報だった。
当日は、4人が欠席となったがそれでも15人のメンバーが登山口の池の原園地に集合した。
出発の準備をして、予定していたコースを天候が悪いため変更することを告げ歩き出した。やっぱり歩き出すと暑い。この時期の気温とは思えないほど。
それでも、数日前に降った雪の名残が登山道に残って凍っていたが仁田峠までは大丈夫だった。
仁田峠に着くと一面霧で真っ白。駐車場には数台の車が停まっているだけだった。トイレ休憩をしてあざみ谷コースを登る。
この暖かさだと雪も登山道にはないだろうと高を括っていたら、何と残っていた雪が融けて凍り所々ツルツルの登山道になっていた。歩くのが心配な人には用意した軽アイゼンを付けてもらった。
紅葉茶屋まで登り、その先の普賢岳まではアイゼンなしではちょっと厳しかったのでアイゼンを付けてもらうことにした。
メンバーの中には付けない人も数人いたが私も付けるのを忘れてしまい、大丈夫かなと思いながら岩のところを見つけて登った。
頂上直下まで登って来ると、こんな日でも登山者がいてびっくり。私達も他の人から見れば同じなんだが…。
ザックを置いて頂上に登り上がると、強風が吹き荒れていて立つこともできないほどだった。急いで集合写真を撮り、ザックのところまで降りて昼食にした。
ここまで幸いにも雨は落ちてこなかった。昼食を済ませ、下山するが私も下りはちょっと危険だと思ったので、軽アイゼンを装着して歩いた。
軽アイゼンでも凍った登山道を歩くのは快適だった。紅葉茶屋まで降りてきてアイゼンを外した。
下りも登りと同じコースを取り、出発地の池の原園地に全員無事に降りてくることができた。
ここで解散して、お楽しみの青雲荘のお風呂へみんな向かった。
青雲荘の白濁した温泉に浸かり、まったりとして疲れを癒し帰路へ着いた。
心配していた雨も気にならず、霧氷の景色は残念ながら見ることはできなかったが、全員無事に頂上まで登られて良かった。
コースタイム:
池の原園地9:00〜仁田峠9:50〜あざみ谷10:25〜紅葉茶屋10:54〜普賢岳頂上直下11:35〜頂上11:46〜仁田峠13:19〜池の原園地14:00
参加者:
CL:倉嶋C、田尻S、田尻H、三田、窪田、金木、中島H、西川I、栗崎、福田、大塚、平田T、平田S、倉嶋T 計14名 会員外1名