第1722例会 近郊の山・七高山逆回り@

風頭〜愛宕山〜英彦山〜豊前坊〜妙相寺

金木和義

6月5日(日)、今回は正月の例会、七高山逆周りとの事で風頭山から出発となった。
週間天気予報では雨模様との事。又雨か。早朝、西川さんと田尻会長から「今日はやりますか」との電話あり。「よし来る人がいるぞ」とでかける。
諏訪神社経由のバスで新大工から西川夫妻と栗崎さんが乗って来た。風頭山で待っていると田尻夫妻と川口夫妻が新大工から登って来た。霧雨が降っているが8名参加は上出来である。
愛宕山へ出発。七高山で最後のこの山への登りは心臓破り階段であえぎながら登るが、裏からの道は本当に楽ですぐに頂上に着いた。
愛宕神社は戦いの神様で上杉家の重臣直江兼続の甲の『愛』は全国にあるこの神社の愛である。
下りのいつもの階段は本当に楽である。逆コースなので又、いつもとは違った景色が目に入る。
若い時には同じ町に住んでいて初めて訪れる所は旅をしていると同じであるといっていた。長崎は歴史の町であり、原爆まで落とされてよそからわざわざおカネを出して観光にやってくるところであるから、大いに見てさるいたほうが良いと思います。
英彦山までは竹林や雑木林の中を蚊に食われながら頂上に着いた。雑木で景色は見えない。切ってもらいたい。
すぐに英彦山神社へ。ここは豊前の国、英彦山の末寺である。そして飯盛山豊前坊へ。
神社のすぐ側に蛤石がある。この石は願掛け石で自分の悪い所をさすって石をなでると病がなおるということで私も頭がよくなるように願掛けました。
隣には昭和の初め両国関が持ち上げたという大岩があります。
下りは例の長い階段。登りは二度と登りたくないぞという長い長い階段、だが、今回は下り、雨で濡れて大変すべりやすい。手すりを握りながら慎重に歩く。
長崎四国八十八か所霊場の一つの前を通る。自然石の石だたみが大変すべりやすい。やっと林を抜け出す。もうすでに霧雨はやんでいた。
豊前坊飯盛神社の鳥居を抜けると国道34号線、この道路は日本で最初の有料道路であることは御存知だろうか。今なら「このような生活道路を有料にするとは何事か」と文句も出るところであるが当時は違った。住んでる百姓が恐る恐る役場に出かけ「毎日、使用している道路だから地元のものは無料にしてください」と頭を下げて願い出ている。今の時代とは空気が違う。
明治17年8月から22年8月まで。番所バス停付近から旧日見トンネル東口辺まで。今回の終点は松島稲荷神社とする。
この本殿は側に七福神のひとり、ほてい尊が祭られている。この神様はボケ防止の神様で丁寧にお参りした。皆様も一度はお参りしてはいかがでしょうか。
ちょうど12時となったので昼食後、解散といたしました。
コースタイム:
風頭9:00〜愛宕神社9:15〜英彦山10:20〜豊前坊10:50〜松島神社11:30
参加者:
CL:金木、田尻T、田尻H、川口T、川口A、西川A、西川I、栗崎 計8名