第1715例会 市房山

倉嶋 C

4月2・3日(土、日)
去年のリベンジ山行と称して、今年も市房山山行の計画を立てた。
思ったほど参加者は少なかったが、賑やかなメンバーに恵まれた。
去年のリベンジとなるのは、中村悦子さん、石川さん、私の3人。東さんと森田さんがそれに加わった。
今回も天候が心配されたが、意を決して市房へ。運転手が私一人なので、なるべく疲れないように往復フェリーを利用することにした。
道中、皆さん想像できるように賑やかしくずーーーっと笑いっぱなし。お陰で
運転の疲れも感じないまま市房山キャンプ場近くまで来ると、初日は天気も良かったので、宿泊地の市房山キャンプ場へ行く前に森田さんお勧めの吊り橋を見に行くことになった。
この吊り橋、なかなかのもので細い山道を登っていくがなかなか辿り着かない。
やっと辿り着くと素晴らしい景観が私達を待っていた。
吊り橋を堪能した後は、里に下り市房ダム側の満開の桜を愛でキャンプ場へ。
夕飯は近くの食堂で済ませ、ケビンに戻り明日へ備えるために早めの就寝となった。
翌日は、曇り空ながら雨は落ちていない。食事を済ませAM6:00に出発。
市房神社までの登山道には樹齢数百年の市房杉が多くみられ、苔むした登山道を登る。
やがて、市房神社に到着。去年、ここまでだった悦子さんは、今年は元気だった。暫く休んで先を急ぐ。
ここからは、荒れた登山道となり一層険しくなった。
先頭を私、最後尾をSLの石川さんにお願いして歩いたが、森田さんがちょっと遅れだす。
間隔を広げないように森田さんや東さんに合わせて歩いた。
今回は全員が無事に頂上まで行けるようにと願いながら、時間は掛かったが登った。
途中、天気が悪くなり風も強くなるが思ったほど雨はない。
前回よりも天気はましだった。7合目を過ぎると歩きやすい登山道となり、ホッとする。
ヒメシャラの巨木の林が現れると、何処となく、おとぎの世界に舞い込んだよう。
9合目を過ぎると、偽ピークに今回もだまされあと一登りにため息が出る。
頂上直下に綺麗なマンサクの花を発見。去年はちょっとしか見られなかったが、今年は満開のマンサクの花に出会えて嬉しかった。
悦子さんと二人で写真を撮りながら、他のメンバーの到着を待つ。そのうち東さんが現れ、暫くして森田さん、石川さんが到着した。
良かったぁ。一人の脱落者もなく登頂できたことに感動した。
集合写真を撮り、前回行けなかった「心見の橋」へ向かった。
その岩は、二つの岩の間に挟まり辛うじて止まっている感じ。面白い。
岩の見学を終え、少し降った所で昼食とした。昼食を食べながらもまたまた賑やかしい会話が飛び交い楽しい。
下山も慎重に足を運び、予定の時間よりは大幅に遅かったが全員無事に降りてこられた。
近くの湯山温泉で汗を流し、山の幸館でお蕎麦を食べて帰路についた。
処が、出発時間が遅れて帰りに乗る予定だった最終便の熊本港発島原新港行きのフェリーに乗れず、長洲を目指すもここからのフェリーにも間に合わないことがわかり、急遽変更して高速道に南関ICから乗ることにして一般道を走るが、天気も悪くなり、おまけに高速道は霧で運転しにくく、大幅に帰宅時間が遅れての長崎到着となった。
私の判断ミスで、深く反省した。
でも、山行は楽しく目的も達成でき満足だった。
コースタイム:
市房山キャンプ場6:10〜市房神社7:20〜8合目10:00〜頂上11:00〜心見の橋11:18〜市房山キャンプ場15:00
参加者:
 CL:倉嶋C、SL:石川S、東、森田、中村E、 計5名