第1710例会 熊ヶ峰〜悪所岳

山上

 一週間程前からの天気予報では、土、日はどうやら雨模様、天気を心配しながら当日を迎える。するとどうだろう、最近の天気予報でも当たらない事もあるのだ?
2/28(日) 朝から上天気、風も無くその上気温急上昇、昼の最高温度は20℃近くまで上がる様だ。
9時前には全員集合地の大山入口バス停に集まり出発する。大山の海星高校の野球グランド入口付近では、もう汗ばむ程で休憩、衣類の調整をする。
見上げるグランドには一人の生徒もいない。今春の甲子園選抜大会のため若者の大きな掛け声が聞こえて来るかと思っていたが、何となく寂しい気分だ。
 おしゃべりしながらの林道(車道)歩き約1時間で河川敷の様な広場で休憩、これからようやく登山道に入る。戸町岳までの約30分の急登の始まりだ。
気合を入れて一気に登りきり、快晴の戸町岳でゆっくりと頂上からの展望を楽しむ。しかしPM2.5の影響か遠くは霞んでいて、雲仙や多良山系は見えない状態であった。
 戸町岳の急坂を下り、防火帯の旧縦走路を歩き、大山林道から別れ大崎林道で熊ヶ峰入口の標識のある広場で少々早いが11時30分より昼食とする。
 林道から15分の登りで熊ヶ峰分岐着。今日のコース熊ヶ峰頂上まで往復する。
熊ヶ峰頂上は三角点なく、展望利かず、雑木林の中に「熊ヶ峰」の古びた標識があるだけの所だ。
八郎岳への縦走路の中でもここ熊ヶ峰周辺は植林の手入れの為の作業用林道が縦横にあって慣れないとわかりづらい所が多くあり迷い易いところだ。
悪所岳への標識にしたがい防火帯か林道の区別もはっきりしない様な所を歩き、大崎林道を横切り昔からの悪所岳への登山道に入る。 
 悪所岳直下にあった古い小さな鳥居は大祭の後なのか真新しいものに変わって居て、今も宮摺の漁民の信仰のあつさを物語っていた。
又頂上の祠周辺には浜から持参された白い玉砂利が奉納され敷きつめられていた。
景色を堪能し記念写真をとり、10分も下ると又も林道へ出る。
烏帽子岩までの途中旧お満の茶屋下の宮摺川上部の上水道取水タンクでは、会長が現役の頃納品したというポンプの動力エンジンが力強く稼働していて、当時のエピソード等話しながら烏帽子岩まで登る。
 久し振りに例会で一緒になった森田、東両氏等も昔登った岩場の事などもなつかしく話していて、のんびりとした気分で林道を下り小ヶ倉水源池へ。
下の小ヶ倉水園で福田さんの指導でストレッチを行い解散する。
 今回の山行は林道歩きが多く間延びした所もあったが、天候のおかげでのんびりとした一日を楽しく過ごすことが出来たのは幸いだった。
コースタイム:
大山入口バス停9:00〜戸町岳10:40〜熊ヶ峰12:30〜悪所岳13:30〜烏帽子岩14:30〜
小ヶ倉水園にて解散15:40
参加者:
CL:山上、SL:金木
田尻S、田尻H、倉嶋C、西川A、西川I、石川S、福田、東、森田、中島H、石田  計13名