第1707例会 平戸の山

安満岳・志々伎山

田尻 S

2月6日(土)
例会予報で触れた様に、10年ぶりの平戸の山であったが、天気予報の御宣託通りとなり、出発時はどんよりと曇った空模様である。時々見える青空が気持ちをかき混ぜる。
車5台総勢19名の世帯で時津(旬屋)を出発する。国道206号〜西九州自動車道〜国道204号線等をひた走り平戸大橋へと向かう。
雨も降りだし今後のスケジュールを考え志々伎山を断念し、代わりにめったに行かない生月島へと足を延ばすことにする。
今日は気分を切り替えて観光モードとし、生月島の「島の館」〜塩俵の断崖〜大バエ灯台〜紐差教会〜福田酒造(ここが一番賑わう)〜民宿(浜本荘)ヒラメ・その他刺身多数、宴会。
2月7日(日)
前線通過で天気が回復すると思いきや、空はどんより、磯は波立ちパッとしない。それでも今日は安満岳に登らなければならない。長崎県内の一等三角点で500m以上は7座あり、シリーズ例会では長浦岳に続き2座目である。
安満岳登山口は、安満岳と鯛の鼻を結ぶ尾根上に有り、コースとしては楽な登り下りである。
8時50分登山口発、登山道は幅1.3mほどの良く整備された歩道で緩やかに登る。
山野よりの神社参道と合流する広場に出る。
この山の中に長崎県等で進めている世界遺産「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成遺産を示す旗印がある。後で調べたら構成遺産「平戸島の聖地と集落」であるらしい。
広場より白山比賣神社まで更に参道は続くが、これが一般に見られる規則正しい石段で無く、ゴジラの背中の様に大き目の石がゴツゴツと参道の真ん中を連なり歩きにくい事この上ない。
一息で登りプレハブの社?へ。頂上は裏手の最上部で小さい祠がある。
頂上より左手に展望台があり通常なら生月島方面の絶景が眺められるが、今日は生憎曇りと霞でイマイチである。それを補うかのように強風の見舞いを受ける。
ここで安満岳の頂上と三角点について少し説明をしておこう。
通常頂上と三角点は同一か離れても10m以内かと思うが、安満岳(530m・長崎県統計年鑑平成21年度版による)と三角点の安満岳(514.3m)は約1qも離れている。三角点シリーズとしては、三角点の安満岳を確認せねばなるまいと探すが見つからない。
リーダーが略図をいい加減に見ていた為、時間のロスをしてしまった。結果1/25,000地図とスマートフォンに助けられ、やっと三角点に唾付け帳面消しをする。
登山口到着は10時20分、行動時間1時間30分。反省の多いリーダーでした。
帰りは平戸瀬戸市場と「カキ焼き」で、買い物と食の旅。
浅子のカキ焼き小屋で満腹後解散。それぞれ長崎へと帰路に就く。胃袋と運転手さんご苦労様でした。
参加者
CL:田尻S、SL:栗崎
山上、石川S 、大塚、西川A、西川I、中村E、中村S、峯、倉嶋C、倉嶋T、内山、石田、中島Y、中島H、川口A、川口T、田尻H   計19名