第1691例会九重山系(沢水キャンプ場)

福田 R

 穂高山行の翌々週に計画されたキャンプ泊山行であったため、当初は人が集まるか心配であった。・・・が、穂高ムズムズ組9名が集まる。
9月20日(日)6時50分、今村PA集合。9時30分、瀬の本登山口に到着。
今日のコースは、岩井川(いわいご)岳〜扇ヶ鼻〜赤川温泉である。
9時40分スタート。
未舗装の林道をしばらく歩き、その後樹林帯に入る。なかなかの急斜面である。休みを取りながらなんとか登り切り、視界が開けると正面に扇ヶ鼻の頂上が見える。
岩井川岳ってどこ?分岐を右に折れ、笹の大草原を緩やかに下ったところに岩井川岳三角点発見(11時25分)。
噴煙を南側にたなびかせる阿蘇山を眺めながら昼食タイム。
12時行動開始。ここで、田尻会長と博子さんは車を赤川温泉まで回すために来た道を戻る。大変恐縮である。
残りの7名は、扇ヶ鼻を目指す。
岩井川岳から見上げた扇ヶ鼻は、遠くに見えたが意外にも40分で到着(12時40分)。得した気分である。
静かな山頂で15分ほど休憩した後、赤川まで一気の下り。
ぬかるんで滑りやすく、・・・かと、思いきや、笹やらなんやらで足元が全く見えず、手探りならぬ足探りで進む。本当に歩きにくいコースである。
「もう二度と来ないだろう!」という声も。14時25分赤川温泉当到着。車を回してくださった、会長と博子さんに出迎えられる。ありがとうございました。
国民宿舎久住高原荘で汗を流し、沢水キャンプ場へ。私たちを迎えてくれたのはナント、色とりどりのテントと大勢の人。
何かイベントでもやっているのかと錯覚しそうなぐらい・・・「本日は、予約のお客様以外は受け付けておりません」の満員御礼の札。まさに、アウトドアブーム真っ盛り!
 夕食は、いつものごとく大先輩方に“ちゃちゃちゃっと”作っていただき、会長と陽さんに調達していただいたお酒とともに、お腹いっぱいおいしくいただきました。ごちそう様でした!
 お腹が満たされ、まったりしていた7時頃に2年前のリベンジに燃える平田さんが到着。
みんなに見守られながら、夕食をとられていると、・・・携帯が鳴る。嫌な予感・・・、結局夜中2時頃に帰崎されました。リベンジならず。「3度目の正直!」って言いますので懲りずにチャレンジしてください。
 9月21日(月)曇り 今日のコースは、池窪〜入山公廟〜大船山〜岳麓寺。
“初心者?でも九重連山を気軽に楽しむことができるサービス”として、今年6月から池窪まで登山バスが運行されている。「久住高原パルクラブ」から20分で1200mまで一気に運んでもらう。
8時55分スタート。40分程で山を愛した竹田・岡藩主中川久清公が眠る『入山公廟』に到着。よくもこんな場所にお墓をつくったものである。作った方々お疲れ様でした。
この後急登を約1時間、11時10分大船山到着。池窪から約2時間で山頂に来ることができ、まさに“登山バス様々!”
虫の襲撃に遭いながら、ゆっくり昼食をとり、12時往路を下山開始。1時間ほどで、岳麓寺・板切分岐に到着。
会長と陽さんは池窪に下山、バスで「久住高原パルクラブ」にもどり、車を回してくださることに。ありがとうございます。
女性陣7名は岳麓寺方面へ、秋のお花がたくさん咲いており満足。後半の舗装道路歩きも下りのため苦にならず、15時無事に下山。これも男性お二人のおかげです。
 この日の温泉は、長湯。夕食は外食の予定であった。
しかし、予定していたお食事処が利用できず、予定変更を余儀なくされる(シルバーウィークを侮ってはいけませぬ!)。
昨日お酒を調達したお店で何か購入しようということで、車を走らせる。途中、主婦の味方COOPを発見し、迷うことなく入店。しかし、棚に残された商品はわずか。
暗雲が立ち込めるかと思いきや、『三人よれば文殊の智恵』と言いますが、最強の主婦が6名も集まればなんのその、いろいろと知恵を出し合って、食料を調達、無事に夕食にありつけました。しかも、お手頃価格で・・・。さすが!
 9月22日(月)2日間予定通りに歩けて、温泉にも入ることができたので、道の駅めぐりをして帰路に。参加者の皆様、お疲れ様でした。
コースタイム:
9/20(日)瀬の本登山口9:40〜11:25岩井川岳12:00〜12:40扇ヶ鼻12:55〜14:25赤川温泉
9/21(月)池窪8:50〜9:40入山公廟9:55〜11:10大船山12:00〜13:00岳麓寺・板切分岐13:10〜14:00登山道(牧場入口)〜15:00岳麓寺登山口
参加者:
CL田尻H、 SL福田、田尻S、西川A、石川S、川口A、栗崎、平田、西川I、中村E  計10名