第1686例会多良岳(中山キャンプ場)

田尻 博子

7月26日(日)
 台風が近付いている、しかも五島寄りを通過しそうで、本来なら長崎は大きく影響を受けるはずだが、テレビで騒いでいる割には大丈夫そうな予感。
例会実施の決定を26日の早朝まで延ばして、ぎりぎりまで様子を見ることにする。案の定、26日朝は雨も降っていない。
参加者に予定通りと連絡。今回は高速道を使わないので、バイパスを出て直ぐの本屋さんの駐車場に8:00車4台14名が集合する。
多良中山キャンプ場までは、諫早〜長田バイパス〜小長井〜太良を経て、山の中へ入る。
 9:20キャンプ場着。台風の影響か、車も少ない。今から帰るという家族から、スイカを頂く。
歩く前に美味しいスイカでのどを潤して9:30出発。
緩やかな登りが続き、一登りすると、太良川源流という標識があり、オオキツネノカミソリが増えてくる。
やはりこの季節にこのオレンジ色の花を見ると、暑さの中、出会えて嬉しくなる。
休憩の後もう一登りで、多良岳の肩「役の行者」の場所に出る。
多良岳まで階段や新しくなったロープの場所を辿り、今日は国見岳にもご挨拶して11:30多良岳山頂着。
お昼にはちょっと早いが此処で昼食。台風接近のおかげで日差しがなく、風が吹いてくれて、気持ちの良い時間になった。
12:00山頂を出発、前岳を目指す。
急な下り坂、座禅岩、鬼の岩屋を通り、前岳を往復。途中の分岐から、六体地蔵に回る。
この時期、此処にはイワタバコの薄紫色の花が咲いている。花を愛で、写真に撮り、「役の行者」まで戻り休憩。

イワタバコ

オオキツネノカミソリ
その後は西岳のコルから西岳経由で中山越に下る。
このコースは西岳に至る緩やかな尾根道が気持ち良く、参加者の皆さんに好評だった。
途中、林の斜面に咲くオオキツネノカミソリも見事だった。
中山越からは直ぐに林道に出るが、ショートカットの登山道がキャンプ場まである。この頃になるとざすがに雨が降ってくる。
 15:00キャンプ場着、ここで解散にする。
長崎は風雨が強いという情報もあり、温泉は諦めて帰る車もあったが、2台の車は台風なんて何のその!!予定通り、蟹御殿「有明海の湯」で汗を流して帰る。
ここ何十年?も例会では歩かなかったコースを歩き、オオキツネノカミソリの群生も見られ、台風接近でも雨に降られることなく、真夏にしては風が気持ちの良い例会だった。
コースタイム:
中山キャンプ場9:30〜10:20水場10:35〜10:50役行者〜11:20多良岳12:00〜12:50六体地蔵〜13:25西岳〜14:10中山越14:20〜15:00中山キャンプ場
参加者:
CL田尻H、SL田尻S、西川A、西川I、碇、平田、山上、土井H、土井M、中村E、峯、金木、栗崎、中島H  計14名