第1670例会 長崎半島縦走 第2回

西川 陽

第2回は大山入口バス停から為石まで「長崎半島の背骨」ともいえる尾根を歩く長丁場。
このコースは通常、為石スタート・大山ゴールが多いが、今回は逆に南に向かって歩く。
2月8日(日)天候曇り。参加者11名。8:43大山入口バス停出発、大山教会までの舗装道路・石段を、汗をかきながら約50分登る。
教会は日曜日でミサをやっていたが、ここで休憩。大山集落を経由して竹林の中を登り熊ヶ峰の防火帯には10:05に出た。
ここから熊ヶ峰山頂を目指し、急勾配の坂を黙々と約30分登り、熊ヶ峰山頂(569m)には10:40着。
気温1〜2℃程度、冷たい風が強く粉雪も舞ってきて寒い。
ここで防寒支度を整え、八郎岳までの約4kmの尾根道を歩くが、土井首・大崎分岐点の手前の山道で猪に出会う。
八郎山系では鹿に会うことは多いが猪は初めて。縦列で歩く我々を見て、山の中へ入って行ったが、よく太った大きな猪であった。
八郎岳(589m)には12:06到着。山頂は気温0℃近い。突風で吹き飛ばされそうになったため、景色を眺めるだけで全員写真は中止。
体を冷やさぬよう即、下山し、山の東斜面の雑木林の中で昼食とした。
この時、某女史からリーダーへ、バレンタイン・チョコレートのプレゼントがあったが、開けてびっくり大笑い。
なんとも刺激的、箱にはデカダンス(退廃的)チョコと記載されていた。
「よくぞ探してきたな」と、その好奇心の強さ(=若さでしょうね)には敬服した。
「寒いので早く歩こう」と昼食休憩も短時間で済ませ、約20分で千々峠(乙女峠)へ下る。ここで寒風の中、全員写真撮影。
その後、急坂を登り20分後に佐敷岳(502m)に、眼下に香焼の造船所が見えるが風が冷たく、長崎らしい景観もゆっくり眺める余裕なし。
山頂下の岩場を下り、登り返して約30分で寺岳(452m)到着、寺岳山頂は周囲が木で囲まれているため、ここで休憩。
寺岳の下にある「利作岩」から、次週に登る「秋葉山、熊ノ岳」を確認し、寺岳登山口を経由しゴールの為石・三和中学前には15:10到着、ここで解散とした。
所要時間6.5時間(実質歩行時間5時間強)歩数23000歩程度。
冷たい強風に追い立てられて、あわただしく駆け抜けた感じの山行でした。
コースタイム:
大山入口バス停8:43出発→大山教会9:33→竹林出口10:05→熊ヶ峰10:40→土井首・大崎分岐11:39→八郎岳12:06→12:18昼食12:43→千々峠13:03→佐敷岳13:29→寺岳14:03→寺岳登山口14:49→為石・三和中学前バス停着15:10
参加者:
CL山上、SL西川A、田尻H、田尻S、栗崎、川口A、中村E、倉嶋C、中島H、石田、金木、計11名