第1668例会 七高山

田尻 忍

1月11日(日)
私が七高山の例会報告を書くのは何回目だろうか、マンネリ化した文章より新しい書き手が必要かもしれない。其れは先の事として報告を進めよう。
8時の集合時間に諏訪神社一の鳥居に行くと、例年であれば七高山めぐりの団体がワンサカいるのだが、今年は静かでチラホラ。
我が山岳会のメンバーも時間には参集し、山上さんの指導でストレッチを行い、身体をほぐす。
見回すと常連の奥村さん、西さん(後で金刀比羅神社で合流)、平田さんの姿が見えないのは寂しい。
天気は予報通り晴れ、8時過ぎに一の鳥居を出発し、本殿ではそれぞれの願いを内に秘めて参拝する。
西山の町並みを過ぎ、立山の金毘羅山登山口をスタートとし、今日のコースはここ数年定番としている金毘羅山〜七面山(妙光寺)〜烽火山〜秋葉山(大権現) 〜妙相寺(昼食)〜豊前坊〜彦山〜愛宕山(神社)〜風頭公園(解散)。
金刀比羅神社では1日違いで10日のゼンザイにあり付けず残念の声しきり。
金毘羅山の頂上鳥居でお約束の集合写真を撮る。
汗で身体が冷えない内に西山水源地へ向け下る。
水源地より少し登り返し片淵近隣公園の横を通り七面山妙光寺へ。
休憩時に中村悦子さんからカステラ巻のお接待が有り、ありがたく頂戴する。
雑木と杉林の混在林を息を切らしながら登る。
烽火山はいつも女神大橋が良く見える展望台であるが、今日はPM2.5の影響か霞んで展望は利かず、それこそ中国の水墨画を思わせる。
妙相寺で昼食とするが、霧雨か小雨か良く分からないものが降って来る。
天気予報では昼から曇りのはず、昼食の間止む事を期待して、昼からも例会を続行する。
ここで所用がある栗崎さん、中島さんと別れる。
例年通り山内さんより、「彦山に居るけど待ちきらんけん帰るよ」という電話がある。
例年通り、「もう少し遅い時間に彦山に来て」とお願いする。
国道脇にある鳥居を潜り英彦山の参道をかねている町並を抜け、豊前坊の階段を息を切らせて一気に登る。
彦山での展望はPM2.5の濃度が益々増し、水墨画が何時の間にかサウジの砂嵐みたいな霞み具合でせっかくの展望が台無しである。
最後の愛宕神社の登りが何時もの如くきつく、誰か「ここは地獄の登りバイ」と呪っていたが、一歩、一歩、右、左と足を動かせばいつの間にか神社に着いている。 
風頭公園に着いたのが15時50分、例年15時30分から40分の間に着くので、今年は10分の遅れか。
しかし参加者の多くが今年はそれほどの疲れも無く、スローペースの歩きが良かった様だ。時間稼ぎの歩きより、気持ちにゆとりのある歩きが、身体にあったコースタイムを生み出す結果となった。
万歩計は25,000歩、所用時間7時間40分。今年の例会歩きの指針はスローペースがキーワードかもしれない。
コースタイム:
諏訪神社発8:10〜金毘羅山頂上9:30〜七面山11:00〜烽火山11:40〜秋葉山12:10〜妙相寺着12:30(昼食)妙相寺発13:00〜豊前坊14:00〜彦山14:30〜愛宕神社15:20〜風頭公園着15:50
参加者:
CL田尻S、山上、東T、西川A、西川I、西、内山、中島H、栗崎、土井、金木、川口A、川口T、中村E、倉嶋C、倉嶋T、石田、松田、田尻H 計19名