第1640例会 長崎港一周B

西川 陽

 第3回は戸町中学裏から「戸町岳→烏帽子岩→唐八景→英彦山→蛍茶屋」の一周コース最大の長丁場。
3/10(月)は、3回目にして嬉しい晴天。参加者10名。9時戸町中裏バス停集合、準備体操の後9:08出発。
5年前には造成中だった団地を右下に見ながら坂を登る。途中の崖に「鹿の角」があるのを見つけた山上さんが崖を駆け下りて回収、角は全長40cm超。いきさつはわからぬが鹿が多いこの地域ならではの現象か。
 緩やかな山道を歩き戸町岳(427m)には10:30到着。
天候よく景観抜群、今日最後に登る英彦山の向こうにカタチの良い経ガ岳が見える。
山頂で偶然にも靴の調整で稲佐山登山中という金木さんから電話が入る。見えるはずはないが、稲佐山へ向かって手を振ってみる。山頂で全員写真撮影後、急坂を降り烏帽子岩方面に向かう。
 案内板のある広場で休憩後350mの烏帽子岩には11:21着。岩の上から静かな橘湾を隔てて雲仙・天草の山々を遠望する。
 ここで先達諸氏から烏帽子岩に纏わる面白いエピソードを聞く(内容割愛)。皆さんにとって烏帽子岩は思い出の多いところのようだ。
ここから「市民の森」の山道、防火帯を約1時間歩き12:25「森林体験館」手前の「涼坂(すずみざか)運動公園」に着きここで昼食とする。
 この広場東側の崖は県岳連のレスキュー訓練を行なうところだ。
 昼食後は唐八景に向けて出発。唐八景には約35分で到着、展望台から市内を眺めるが風が強い。
その後田上、弥生町を経由して六本松まで約1時間舗装道路を歩く。ここが、このコースのつらいところである。
六本松からは、畑の小道の土の上を歩くことになりホッとするが、足がパンパンで引き攣りそうな状態、休憩時間に足のマッサージをして最後の登りの英彦山を目指す。
約20分で三角点のある英彦山電波塔の下(386m)に到着、南にある展望岩に行き足跡を確認する。
右手から岩屋山・稲佐山・天門峰・女神大橋・大久保山、そして今日歩いてきた戸町岳・唐八景が一望できる絶好のスポットで長崎港一周の醍醐味を満喫。全員写真撮影後、英彦山神社のある山頂(401m)経由してゴールの蛍茶屋へ向かう。
 防火帯の急坂を下るが、直接蛍茶屋へ下る道がよくわからない。
 ここで2グループに分かれAグループは山道のある矢の平1丁目へ下山、蛍茶屋には16:02到着。
もう一つのBグループ(精鋭隊)は荒れた道の中を直下降で約5分遅れで蛍茶屋に降りてきた。難コースへのチャレンジと直下降の目標達成はさすがである。…ということで蛍茶屋で解散とした。
所要時間約7時間。晴天に恵まれ全員元気で最後まで歩き(小生の万歩計では七高山巡りよりも多い28500歩)良い汗かいた一日でした。
 参加者の皆さんお疲れ様でした。
コースタイム
戸町中裏バス停発9:08〜10:30戸町岳10:40〜11:21烏帽子岩〜12:25涼坂公園(昼食)12:55〜13:30唐八景12:36〜14:30六本松14:43〜15:03英彦山三角点15:15〜英彦山神社15:22〜蛍茶屋A隊16:02・B隊16:07(解散16:15)
参加者
CL 西川A、SL山上、田尻S、西、川口T、川口A、石川S、田尻H、石田、松田、計10名